WEC上海:1位フィニッシュのAFコルセ・フェラーリが失格。GTE Pro優勝車はポルシェに

11月11日(月)13時54分 AUTOSPORT web

 11月10日に決勝が行われたWEC世界耐久選手権第3戦上海4時間レース。このレースのLM-GTE Proクラスでトップフィニッシュを果たしたAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evo(ジェームス・カラド/アレッサンドロ・ピエール・グイディ組)が、事後車検をパスできず失格となった。


 フェラーリとポルシェ、アストンマーティンの3メーカーがしのぎを削るGTE Proクラスにおいて、イタリアンメーカーのセミワークスチームとして世界選手権に参戦しているAFコルセ。今戦、そのAFコルセが走らせる51号車フェラーリはクラス4番手からレースを開始し、最終的に2019/2020年シーズン初のクラストップチェッカーを受けた。


 しかし、51号車フェラーリはレース後の車検で、左フロントの最低地上高が車両レギュレーションによって定められている50mmに満たないことが判明。この結果、スチュワードは同車に失格処分を下し、カラドとピエール・グイディはクラス優勝を失うこととなっている。


 レーススチュワードの決定によると、AFコルセのチームマネージャーを務めるバッティ・プレリアスコと、テクニカルディレクターのジュゼッペ・ペトロタは車高が規定値未満となったのを認めた上で、それがレース中に受けたダメージによるものだと推測。彼らはレース終盤に起きた1コーナーでのポルシェとの接触あるいは、レッドリバー・スポーツの62号車フェラーリと接触したことが原因であると考えているという。


 しかし、スチュワードは目に見える損傷やオイル漏れ、サスペンションの損傷を見つけられなかったことから「(彼らが唱える)最低地上高が下がった説明は受け入れられない」とした。この決定に対して、フェラーリチームは10日21時36分に正式な異議申し立てを行っている。


 51号車フェラーリのリザルト抹消によって、GTE Proクラスでは2位以下の順位がひとつずつ繰り上がり、ポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSR(マイケル・クリステンセン/ケビン・エストーレ組)がウイナーに。


 3位となっていた僚友91号車ポルシェ911 RSRが2位となったことで、ポルシェは開幕戦シルバーストン以来、2度目となるワン・ツー・フィニッシュを飾ることとなった。3位にはアストンマーティン・レーシングの97号車アストンマーティン・バンテージAMRが入っている。

今季初優勝を喜ぶジェームス・カラドとアレッサンドロ・ピエール・グイディであったが……
今季初優勝を喜ぶジェームス・カラドとアレッサンドロ・ピエール・グイディであったが……
繰り上がりでGTE ProクラスウイナーとなったポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSR
繰り上がりでGTE ProクラスウイナーとなったポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSR
クラス3位となったアストンマーティン・レーシングの97号車アストンマーティン・バンテージAMR
クラス3位となったアストンマーティン・レーシングの97号車アストンマーティン・バンテージAMR


AUTOSPORT web

「フェラーリ」をもっと詳しく

「フェラーリ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ