フェラーリF1代表、11月中にシューマッハーら育成ドライバー3人の将来について判断と示唆。2021年デビューはひとりか

11月11日(水)8時24分 AUTOSPORT web

 フェラーリF1チーム代表マッティア・ビノットは、育成ドライバーのうち誰を2021年にF1に昇格させるかを、今後数週間のうちに決定すると語った。候補は現在FIA-F2選手権に参戦するミック・シューマッハー、カラム・アイロット、ロバート・シュワルツマンの3人だ。


 今シーズンのFIA-F2はバーレーンでの2大会4レースを残すのみとなっており、シューマッハーがアイロットに22ポイントの差をつけてトップに立っている。


 傘下のジュニアたちにとって、フェラーリからパワーユニットの供給を受け、技術提携を結んでいるアルファロメオとハースは、フェラーリドライバーになるための懸け橋となる。


 しかしながらアルファロメオは最近、現レギュラードライバーのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィの契約を2021年まで延長。この決定により、フェラーリのジュニアの行き先はハースのみとなった。


 ビノット代表は、「終盤のバーレーンやアブダビまで決定を先延ばしにすることはないだろう。今後の数週間で決めることになると思う」とイモラで語った。


 ハースは現ドライバーのロマン・グロージャンおよびケビン・マグヌッセンとの契約を来季以降延長しないことを発表、2シートの空きが出ることが確定した。しかしハースは、豊富な資金を持つF2レーサーのニキータ・マゼピンを来季のラインアップに加えるとも噂されている。その場合、フェラーリが若手を送り込めるシートはひとつだけになる。


 いずれにしても、“選ばれしひとり”に最も近いのはシューマッハーであると目されている。

2020年F1第11戦アイフェルGP ミックがシューマッハー家を代表して、91勝達成のルイス・ハミルトン(メルセデス)を祝福、父ミハエルのヘルメットを贈る
2020年F1第11戦アイフェルGP ミックがシューマッハー家を代表して、91勝達成のルイス・ハミルトン(メルセデス)を祝福、父ミハエルのヘルメットを贈る

「前にも言ったように、全員の居場所があるわけではない」とビノットは付け加えた。
「ミック、カラム、ロバートは、現状、全員がF2でうまくやっている」


「彼らはまず、今のシーズンをいい形で終える必要がある。今は全員が次戦のバーレーンに集中している。彼らはチャンピオンシップに挑戦しており、それは彼らにとって非常に重要なことだ」


「アブダビにおいてFP1で走るチャンスが再度ある。アブダビでの若手ドライバーテストで走るかもしれない。その決定は我々が下す。これまで彼らが何を成し遂げてきたか、どれだけ成長したか、そのポテンシャルをもとに、決定するつもりだ」


「我々の目標は、単に彼らをF1に昇格させることではなく、いつの日か彼らをスクーデリア・フェラーリの赤いマシンに迎え入れることだ。そこまでの道のりがどうであったかは、それほど重要ではない」とビノットは語る。


「来年、彼らのうちの誰かがF1のシートを獲得するだろう。他の者にもチャンスはある。状況を整理して、全員に機会を与えるのが我々の責任だ」

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