「最低限」の銅メダル=走り幅跳びの山本篤、スピードに課題—世界パラ陸上

11月11日(月)9時18分 時事通信

 上位2人から大きく離された銅メダルだった。男子走り幅跳びの山本篤は「最低限である4位以内は取れたので、やるべきことはやれた」。悲願の金メダルを目指す東京パラリンピックへの切符はつかんだが、表情は厳しかった。
 現地の日本人学校に通う子供たちの手拍子にも後押しされ、1本目に6メートル39を跳び、2本目には1センチ伸ばした。だが、「3本目以降は全くいいジャンプができなかった」。5月にマークした自己ベストに30センチ及ばない記録で終わった。夏に腰を痛めた影響もあり、調整ミスが数字にも表れた。
 山本に50センチの差をつけて優勝したドイツ選手は安定して6メートル80台をマーク。来年の本番では7メートル超えが視野に入る勢いだ。かつて山本と競い合い、パラリンピックで金メダル2個を獲得したドイツ出身のポポフ特別コーチは「テクニックは互角だが、スピードが足りない」と課題を指摘する。
 東京大会の前哨戦で、厳しい現実を突き付けられた。日本の義足ジャンパーの第一人者は「7メートルを跳べるようにスピードを出していきたい」と決意を口にした。 

[時事通信社]

時事通信

「銅メダル」をもっと詳しく

「銅メダル」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ