【川本治 視点】初ゴールの久保、スペインのスピードや強さ上回るテクニックと切れ

11月11日(月)6時38分 スポーツニッポン

<マジョルカ・ビリャレアル>後半8分、久保はゴールを決め喜ぶ(C)SAFELOCK Entertainment

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 ◇スペイン1部 マジョルカ3—1ビリャレアル(2019年11月10日)

 スペイン初ゴールは久保の特長が前面に出ていた。サッカー選手としては小柄で、体の大きさ、リーチではかなわない。その中でスペインで堂々と渡り合っているのは技術の高さ、そして一瞬のスピードがあるからだ。得点は久保が右サイドから左へ展開し、左からボールを受けて決めたもの。右からDFのプレッシャーがあった中で、膝下を鋭く振り抜いた。

 大きなモーションでフォロースルーを長く取っていては相手DFに引っかかる可能性がある。相手が寄せてくる前のわずかな時間に、コンパクトな振りで強いボールを、しかも、きっちりコースに打てるのは、スペインのスピード、強さに慣れ、それを上回るテクニックと切れがある証拠。レフェリーと普通に会話を交わしていたように言葉の心配がないことも大きい。

 セットプレーのキッカーも務め、ゴール以外にも全ての得点に絡んだ。チームメートの信頼も高まったはずで、結果を出し続ければ、チームでの存在感はさらに増していくだろう。 (元ジェフ市原強化部長)

スポーツニッポン

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