マジョルカ久保 待望の初ゴール!欧州4大リーグ日本人最年少弾、地元紙「ミサイル!」

11月11日(月)5時48分 スポーツニッポン

<マジョルカ・ビジャレアル>後半8分、久保(中央)はゴールを決める(C)SAFELOCK Entertainment

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 ◇スペイン1部 マジョルカ3—1ビリャレアル(2019年11月10日)

 スペイン1部リーグの名門レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍している日本代表MF久保建英(18)が10日、ホームのビリャレアル戦で待望の初得点を決めた。2試合連続で先発し、右MFとしてプレー。2—1で迎えた後半8分、左足で豪快なミドルシュートを突き刺した。18歳5カ月6日でのゴールは欧州4大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア)における日本人最年少記録。“日本の至宝”が世界に新たな衝撃を与えた。

 まばゆいばかりの才能に会場が魅了された証だった。後半22分、ピッチを退く“日本の至宝”に、惜しみない拍手が降り注いだ。

 その瞬間は突然やってきた。後半8分。久保はペナルティーアーク付近で左手を出し、横パスを要求。2タッチ後、迷いなく左足を振り抜いた。ボールは糸を引くような美しい軌道を描き、右サイドネットを揺らす。18歳らしい笑顔で味方に祝福されると、左手でガッツポーズをつくった。

 「一つの大きな夢がかなった。これからも続けていかないといけない。代表期間(のリーグ中断)に入る前に勝てたのはうれしい」

 地元紙ムンド・デポルティボ(電子版)は即座に反応した。「ケ ゴラッソ!(なんて素晴らしいゴールなんだ)」との見出しで、「最高の形で初ゴールを決めた」と称えた。同アス(電子版)も「なんてミサイルだ!」と久保の初ゴールを衝撃的な表現で伝えた。

 FC東京で同僚だった元日本代表GKの林彰洋は、久保のシュートについて「振りが速く、インパクトが強い。ステップを踏みにくいし、止めづらい」と証言。さらに「ファー(サイド)にスピードが落ちないまま曲がるボールを蹴れるから、早めに動かないといけない。でも、少しでも動いてニアが空くと、ファーに蹴る体勢から近場を打ち抜かれる」と語っている。この日のシュートもGKに指一本触れさせない完璧なシュートだった。

 前半11分には切れ味鋭いドリブルでPKを獲得。同21分にもヒールパスから味方の決定機を演出するなど全3得点に絡んだ。試合後にはインタビュアーからの「10点満点?」の質問に「10点と言いたいけどミスもあったし9点」と流ちょうなスペイン語で話すなど、堂々とした対応ぶりも披露した。

 衝撃弾を手土産に近日中に帰国し、U—22日本代表に合流する。今回はMF堂安ら欧州組の8人が招集される本気の構成だ。さらに17日のU—22コロンビア戦は森保監督が初めて指揮を執る。ベストメンバーをそろえた東京五輪世代でも、久保が旋風を巻き起こす。

 【久保の最年少記録】

 ☆ルヴァン杯得点=16歳9カ月10日(FC東京) 18年3月14日、1次リーグの本拠地新潟戦に途中出場。0—0の後半31分、ドリブル突破から左足を振り抜き、決勝ゴールを決めた。

 ☆欧州4大リーグ出場=18歳2カ月28日(マジョルカ) 19年9月1日、敵地バレンシア戦で初めてベンチ入りし、0—2の後半34分から出場した。チームが劣勢で見せ場はつくれず。

 ☆日本代表W杯予選出場=18歳98日 19年9月10日、2次予選初戦となる敵地ミャンマー戦で2—0の後半36分から出場。短い時間ながら、華麗なヒールパスを披露するなど存在感を発揮した。

スポーツニッポン

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