阪神・糸井 故郷で復活宣言「もう治ってるな」 左足首の術後初の屋外打撃でフルスイング

11月11日(月)5時38分 スポーツニッポン

野球教室でのロングティーでフェンス直撃の打球を披露する糸井(撮影・大森 寛明)

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 阪神の糸井嘉男外野手(38)が10日、故郷で高らかに復活を宣言した。京都府宮津市の宮津市民球場で野球教室とトークショー(主催=宮津ライオンズクラブ、共催=ファイテン株式会社)を開催。左足首の手術明けながら地元の球児たちと一緒にジョギングし、屋外ロングティーまで解禁。「もう治ってるな。完治です!」と“超人節”をさく裂させた。

 ほんの数週間前の痛々しい松葉づえ姿は何だったのか。野球少年時代の思い出がギュッと詰まった球場で、糸井がまたしても超人ぶりを見せつけた。メスを入れた左足を気にするそぶりもなく少年少女とジョギングすると、豪快なロングティーも披露。まさかの完治宣言まで飛び出した。

 「もう治ってるな。今日はこれ(ファイテンのネックレス)を付けてるから。治ってるわ、今日、発見できた。野球教室という名のリハビリやった!」

 スポンサーへの配慮も忘れない?超人節。ホームベースからセンター付近までゆっくり走ったことについて聞かれ、「もうちょっといける。そう思いました。でも、今はいけても別に(ペースを)上げる必要はないし。まあ、でも、いけますね、だいぶ足の方も…。だいぶというか、完治です!」と“舌好調”だった。

 イベントにはかつて所属していた「岩滝少年野球クラブ」の後輩を含めた324人の球児が参加。野球教室に参加した6年生の中で最も目立った少年とはロングティーの飛距離対決を受けて立った。実は屋外でバットを振るのは術後初だった。予定された7球で柵越えできず、追加した8球目で右翼フェンス直撃。「悔しい! でも、これは無理」。軟式球をつぶしそうな木製バットでのフルスイングに子供たちは大喜びだった。

 もちろん「完治」は糸井らしいリップサービス。ただ、10月初旬に手術した左足首の回復は至って順調だ。来春のキャンプインでの完全合流については「はい、もちろん。2月1日」と断言した。

 丹後半島の野球無名高から、ケタ違いの身体能力とセンス、そして野球が愛する気持ちで超一流のプロ野球選手にまで上り詰めた。トークショーで少年から「辞めたいと思ったことは?」と質問されると「あります。ケガが多いんで。子供の頃から何回も手術した。(それでも辞めなかったのは)大好きだから。うまくなりたいからです」と力を込めた。原点の地での「復活宣言」。今季の悔しさは何倍にもして返してみせるのが超人だ。(山添 晴治)

 ○…回復力は「鉄人級」だった。糸井が契約しているファイテンの相沢尚彦氏(55)もイベントに参加。金本前監督も現役時代から長くサポートしてきた同氏は「糸井選手も、もともと体のメンテナンスにすごく気を使う人。金本さんは40歳の時のケガの治りが驚異的だったけど、それに近いものがあります」と証言した。今年4月の血液検査では「血管年齢が26歳だった」と明かし、「骨の活性化の指数も非常に高かった」と早期復活に太鼓判を押した。

 ○…糸井は自身の名を冠する「糸井嘉男杯」の表彰式にも初参加した。小学6年時に優勝経験のある「宮津ライオンズクラブ旗杯」が17年から「糸井杯争奪戦」となって今年で3回目。優勝した「加悦フレンズ」のメンバーらにメダルと記念品を手渡した。

スポーツニッポン

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