立命大 2年ぶりV!1年前の借り返し関学大に快勝、甲子園ボウルへ“前進”

11月11日(月)5時48分 スポーツニッポン

<関学大・立命大>第4Q、関学大の攻撃を阻止し、喜び合う立命大・魚谷(右)ら(撮影・山口 和洋)

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 ◇関西学生リーグ最終節 立命大18—7関学大(2019年11月10日 万博記念競技場)

 リベンジの1位通過だ。アメリカンフットボールの関西学生リーグ最終節は10日、2試合があり、立命大が関学大を18—7と撃破し、2年ぶり12回目の優勝を決めた。エースRB立川玄明(3年)が勝負を決めるTDラン。残り2秒で逆転負けした1年前の西日本代表校決定トーナメント(T)決勝の借りを返した。6勝1敗で並び両校Vとなったものの、直接対決の結果で立命大が1位、関学大が2位通過。神大が京大を破り、3位通過で初のT出場を決めた。

 わずか3ヤードに、立川は全身全霊を傾けた。2点差に迫られた第4Q3分51秒。ファンブルリカバーで攻撃権を得たドライブは、エンドゾーン手前まで進んでいた。QBを置かないフォーメーション。エースの手にボールが渡った時、眼前から白い壁は消えていた。「オフェンスライン(OL)が頑張ってくれて、僕は空いたところを走るだけだった」。宿敵の心まで折ったTDラン。関学大戦で決める夢が5試合でついにかなった。

 ラスト2秒の逆転負けから、ちょうど1年。同じ場所で、リベンジがメインテーマの試合でも、立川は悲愴(ひそう)感と無縁だった。「やることはすべてやってきたので、プレーしていて楽しかった」。1年生でリーディングラッシャーに輝いた実力者。577ヤードから上積みするため、図ったレベルアップが皮肉にも立川の魅力を消した。タックルをかわす小手先のテクニックに走った昨シーズン。411ヤードと低迷した数字以上に、失われた「怖さ」がオフェンスの迫力を消していた。

 原点回帰——。92キロから3キロ増量し、鋼のような肉体でタックラーをはじき飛ばしてきた。荒々しさを取り戻したランを助けるOLの奮闘も見逃せない。

 「(関学大に)もう1回勝ってこそ、この勝利の価値が出る。向こうはもっと強くなってくると思うので、僕たちもそれ以上に強くならないと」

 エースRBの目は、早くも3週間後の“再戦”を見据えていた。甲子園ボウル出場は2015年が最後で、全部員にとって「未踏の地」。夢を夢で終わらせないために、まだ笑うわけにかない。

スポーツニッポン

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