「真のスーパースターになれる」38年も世界一から遠のくメッツ識者が大谷翔平に“異例の勧誘”「ワシントン州をあげる」
2023年11月12日(日)12時7分 ココカラネクスト
今季のメッツ戦で大谷は地元ファンから熱烈な歓声を送られた。(C)Getty Images
今オフにエンゼルスからFA(フリーエージェント)となった大谷翔平の去就は、日夜ありとあらゆる話題が飛び交っている。
日本でもニュース番組の一般枠で特集されるほどに注目される二刀流スターは、アメリカでも垂涎の的。契約金はメジャー史上初の6億ドル(約909億1500万円)にまで高騰すると報じるメディアもあり、彼を巡る争奪戦の行方は今オフの一大トピックになっているのは言うまでもない。
【動画】大谷翔平が右手一本で衝撃打球!メッツ戦での電光掲示板破壊シーンを見る
もはや猫も杓子も大谷を語る。そんな状況にあって贔屓球団への熱烈なラブコールを口にする識者も現れた。現地時間11月11日にニューヨークの放送局『SNY』でコメンテーターなどを務めるジョン・ヘイム氏は「メッツで勝つのは他で勝つのとは全く違う。もしも、ワールドシリーズに勝ったら人生の全てを保証されるのと同然だ」と、38年間もワールドチャンピオンから遠のくメッツ入団を求めた。
本人がコンディション調整などを重視し、西海岸の球団を優先するのではないかという報道もある。そうしたなかで「ニューヨークにはウォールストリート、ブロードウェイ、そして世界一に最高なピザがある」と訴えたヘイム氏は、異例とも言えるアピールを続けた。
「とにかくメッツなら好きなことをなんでもやらせてあげられる。どうぞ打ってくれ、どうぞ投げてくれって感じだ。もちろん投げるのはケガが治ってからだけど、とにかくオオタニ次第だよ。お金? そんなのはコーエン(メッツの金満オーナー)が小切手を出してくれるさ。
西海岸でもスーパースターにはなれると思う。でも、東海岸、それもニューヨークなら“真のスーパースター”になれる。とにかくここなら後悔はしないはずだ。なんでも良いから来てくれ。引退後に過ごす場所がほしいならオレゴン州か、ワシントン州をあげるよ」
ユニークな冗談を交えながら、二刀流スターへの熱き思いを公言したヘイム氏。メディアの人間にここまで言わせるほどのタレント性が大谷にはあると言えよう。
はたして、歴史的な争奪戦はいかなる決着を見るのか。その行方から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]