アーセナル、終盤に退場者出すもバーンリーに3発快勝で暫定2位へ! 冨安健洋はフル出場

2023年11月12日(日)2時2分 サッカーキング

勝ち越しゴールを奪ったアーセナルのサリバ [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第12節が11日に行われ、アーセナルとバーンリーが対戦した。

 20年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルは第10節終了時まで無敗を維持していたものの、前節は敵地でニューカッスルに0−1で敗戦。接戦を落とし悔しい初黒星を喫した。今節は本拠地『エミレーツ・スタジアム』に19位バーンリーを迎えての一戦。何としても勝ち点「3」を獲得し、マンチェスター・シティやトッテナムら“ライバル”との差を縮めたいところだ。日本代表DF冨安健洋は右サイドバック(SB)で先発出場を果たしている。

 最初のチャンスはバーンリーに到来。8分、自陣右サイドからシュートパスで組み立てると、中央を持ち上がったゼキ・アムドゥニがボックス手前で右足を一閃。しかし枠を捉えたシュートはGKダビド・ラヤの好セーブに阻まれた。アーセナルはボール保持率を高めつつ、ブカヨ・サカとガブリエウ・マルティネッリの両サイドや、デクラン・ライスの前線への飛び出しからチャンスをうかがう。

 攻勢を強めるアーセナルは20分、右サイドで起点を作るとサカがボックス内へ侵入し混戦から右足を一閃。しかし、枠を捉えたシュートはGKジェームス・トラフォードの好セーブに阻まれる。31分にはバーンリーに決定機。相手DFのミスを拾うとヨーハン・ベルク・グズムンドソンがボックス内へ侵入。そのままゴール右下隅を狙ったが、GKラヤの好セーブに阻まれる。

 対するアーセナルは36分、ライスのボール奪取を起点にレアンドロ・トロサールが強烈なミドルシュートを放つもGKトラフォードが片手で弾き出した。試合の均衡が破れたのは45+1分、ジンチェンコの斜めのクロスをサカが頭で折り返し、最後はトロサールが押し込みアーセナルが先制に成功した。前半はこのまま1−0で終了する。

 後半に入り54分、バーンリーは左サイドのルカ・コレオショが対峙した冨安を振り切りボックス内へ侵入。混戦から最後はジョシュ・ブラウンヒルがミドルシュートを放つと、DFに当たったボールがネットに吸い込まれ、バーンリーは試合を振り出しに戻した。追いつかれたアーセナルは直後にチャンスを創出。マルティネッリのシュートで左CKを獲得すると、トロサールのキックにウィリアン・サリバが頭で合わせすぐに勝ち越しに成功した。

 再びリードを奪ったアーセナルは67分、トロサールがドリブルでバイタルエリアに侵入し、こぼれ球を拾ったライスが右足を振り抜くも、強烈なシュートは惜しくも枠の右へ。74分には再びトロサールの左CKからチャンスを作ると、冨安が競り合ったこぼれ球をジンチェンコがボレーでゴール右隅に突き刺し、アーセナルが点差を2点に広げた。

 83分、アーセナルは途中出場のファビオ・ヴィエイラの足裏がブラウンヒルの足に入り、主審はすぐさまレッドカードを提示。2点を追うバーンリーは数的優位となった。しかしその後は両チームともにスコアを動かすことなく試合は3−1で終了。勝利したアーセナルが暫定2位に浮上した。次節は25日に行われ、アーセナルはアウェイでブレントフォードと、バーンリーはホームでウェストハムと対戦する。

【スコア】
アーセナル 3−1 バーンリー

【得点者】
1−0 45+1分 レアンドロ・トロサール(アーセナル)
1−1 54分 ジョシュ・ブラウンヒル(バーンリー)
2−1 57分 ウィリアン・サリバ(アーセナル)
3−1 74分 オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル)

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