W杯出場決定に沸いたモロッコサポーター、ブリュッセルで暴徒化…警官22人負傷
2017年11月13日(月)12時47分 サッカーキング
モロッコ代表が2018 FIFAワールドカップ ロシアへの出場権を獲得し、歓喜した同代表のサポーターが、ベルギーのブリュッセルで暴動を起こしたようだ。イギリスメディア『BBC』が伝えている。
モロッコ代表は11日行われたロシアW杯アフリカ最終予選の最終節で、勝ち点1差で2位につけるコートジボワール代表と対戦。アウェイでの戦いとなったが、前半にDFメディ・ベナティア(ユヴェントス)らの2ゴールでリード奪うと、後半も反撃を許さず2−0で勝利し、首位攻防戦を制して見事5度目のW杯出場を決めた。
ベルギーには多くのモロッコ人が住んでおり、W杯出場決定に歓喜したサポーターが暴徒化。ベルギー警察の発表によれば、300人以上が市の中心部で騒ぎ、中には石を投げる者もいたという。
現地時間の21時半ごろまでに警察により暴動は沈静化されたが、多くの車が燃やされたり、店のガラスが割られるなどして盗難の被害も出ている模様。警備にあたった警察官22人が負傷したことも明らかになっている。
ベルギーの内務大臣を務めるジャン・ジャンボン氏は暴動を受け、「ベルギーで許されない暴力行為が起きた」と厳しく非難。「“共生”するということはリスペクトを持って生活するということ。もちろん昼夜問わず、私たちの生活を守ってくれている警察官に対してもだ」とコメントした。
ベルギーの他、モロッコ人が多く住むオランダでも、ロッテルダム市内で発煙筒を焚いたり、警察官に対して物を投げる行為があるなど、一部サポーターが暴徒化したとの被害が報告されている。
モロッコ代表は11日行われたロシアW杯アフリカ最終予選の最終節で、勝ち点1差で2位につけるコートジボワール代表と対戦。アウェイでの戦いとなったが、前半にDFメディ・ベナティア(ユヴェントス)らの2ゴールでリード奪うと、後半も反撃を許さず2−0で勝利し、首位攻防戦を制して見事5度目のW杯出場を決めた。
ベルギーには多くのモロッコ人が住んでおり、W杯出場決定に歓喜したサポーターが暴徒化。ベルギー警察の発表によれば、300人以上が市の中心部で騒ぎ、中には石を投げる者もいたという。
現地時間の21時半ごろまでに警察により暴動は沈静化されたが、多くの車が燃やされたり、店のガラスが割られるなどして盗難の被害も出ている模様。警備にあたった警察官22人が負傷したことも明らかになっている。
ベルギーの内務大臣を務めるジャン・ジャンボン氏は暴動を受け、「ベルギーで許されない暴力行為が起きた」と厳しく非難。「“共生”するということはリスペクトを持って生活するということ。もちろん昼夜問わず、私たちの生活を守ってくれている警察官に対してもだ」とコメントした。
ベルギーの他、モロッコ人が多く住むオランダでも、ロッテルダム市内で発煙筒を焚いたり、警察官に対して物を投げる行為があるなど、一部サポーターが暴徒化したとの被害が報告されている。