江蘇蘇寧、中国スーパーリーグ初制覇!…エデル&テイシェイラ弾で広州恒大を撃破

2020年11月13日(金)8時16分 サッカーキング

江蘇蘇寧が中国スーパーリーグ初制覇(写真は7月の河南建業戦)[写真]=Getty Images

写真を拡大

 中国スーパーリーグ(CSL)のチャンピオンシップ決勝セカンドレグが12日に行われ、江蘇蘇寧が広州恒大を破ってクラブ史上初のリーグ制覇を果たした。

 今季のCSLは2月に開幕する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり5カ月遅れの7月に幕を開けた。大会方式も変更され、16チームを8チームずつの2グループに分けて、蘇州と大連の2都市でレギュラーシーズンを開催。各都市のグループ上位4チームの計8チームが優勝を決めるチャンピオンシップ・ステージに進出し、下位4チームの計8チームは降格ステージで残留を争う。

 江蘇蘇寧は大連で行われたグループAを7勝5分け2敗で2位通過。チャンピオンシップ・ステージでは重慶力帆と上海上港を破って決勝に進出した。一方、昨季王者の広州恒大はグループAを11勝1分け2敗の首位で突破し、河北華夏と北京国安を倒して決勝に駒を進めた。8日に行われた決勝のファーストレグはスコアレスドローで終了していた。

 セカンドレグは前半の終盤に動いた。江蘇蘇寧は43分、アレックス・テイシェイラが相手の最終ラインを突破すると、ペナルティエリア際でDFフー・チャオに後方から引き倒される。一時はPKの判定だったが、VAR検証の結果、わずかにエリア手前でFKの判定。このプレーでフー・チャオにはレッドカードが提示されて一発退場となった。

 数的優位に立った江蘇蘇寧は前半アディショナルタイム3分、このFKでエデルが右足を振り抜くと、シュートは壁に当たってゴール左に突き刺さり、先制点を決めた。1点リードで折り返した江蘇蘇寧は47分、テイシェイラがエリア前右でボールを拾うと、中央に切り込んで左足シュート。これがゴール左隅に決まって追加点となった。

 2点を追う広州恒大は61分、チョン・イーハオが左サイドからクロスを送ると、ゴール前に飛び出したウェイ・シーハオが頭で合わせて1点を返した。だが、広州恒大の反撃は続かず、試合はこのままタイムアップ。江蘇蘇寧が2試合合計2−1で決勝を制し、クラブ史上初の中国スーパーリーグ制覇を果たした。

サッカーキング

「中国」をもっと詳しく

タグ

「中国」のニュース

「中国」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ