Jリーグで無双可能! ヴィッセル神戸に推薦したいビジャの後釜候補5人。日本で観たいのは?【編集部フォーカス】

11月14日(木)6時0分 フットボールチャンネル

イブラヒモビッチ

 ヴィッセル神戸に所属するダビド・ビジャが11月13日、今季限りでの現役引退を表明した。これまでルーカス・ポドルスキーやアンドレス・イニエスタなど世界的名プレーヤーを獲得してきた神戸は次に誰を獲得するのか。今回フットボールチャンネル編集部では神戸に推薦したい5人の世界的ストライカーを選考した。

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ズラタン・イブラヒモビッチ(ロサンゼルス・ギャラクシー)
生年月日:1981年10月3日(38歳)
身長/体重:196cm/95kg
今季リーグ成績:29試合/30得点7アシスト(メジャーリーグサッカー)
推定市場価格:315万ユーロ(約3億7,800万円)

 悲願の初タイトルを狙うヴィッセル神戸にうってつけの人物がいる。リーグ優勝13度、合計37個ものタイトルをチームにもたらしてきたズラタン・イブラヒモビッチである(※うちインテル時代の2回の優勝はのちに剥奪されている)。

 イブラヒモビッチは19歳でアヤックスに加入以来、欧州のビッグクラブを渡り歩き、16度の2桁得点をマーク。ユベントス、インテル、バルセロナ、ACミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドと、所属したすべてのクラブにタイトルをもたらしている。まさに優勝請負人である。

 バルセロナでのプレーは2009/10の1シーズン限り。ペップ・グアルディオラ監督の下でプレーしたが、その特異なフットボールにフィットしたとは言い難かった。それでもリーグ戦16得点9アシストの結果はさすがである。

 昨年3月にはロサンゼルス・ギャラクシーに加入。2018年は27試合で22得点7アシスト、今季も30得点7アシストを挙げている。イブラヒモビッチが日本に来れば、その圧倒的なフィジカルとストライカーの才能によって、Jリーグの数々の記録を塗り替えることになるだろう。世間の注目を独り占めしたイブラヒモビッチは流行語大賞を獲得し、神戸にはイブラヒモビッチの銅像が立ち、Jリーグブームが再び訪れることになるだろう。

フンテラール

クラース=ヤン・フンテラール(アヤックス)
生年月日:1983年8月12日(36歳)
今季リーグ成績:9試合出場/5得点2アシスト(エールディビジ)
身長/体重:186cm/83kg
推定市場価格:100万ユーロ(1億2,000万円)

 元オランダ代表のクラース=ヤン・フンテラールは、2017年夏に古巣アヤックスへと帰還。多くの若手が躍動するチームの中で、最年長36歳のパフォーマンスは未だ錆びついていない。

 昨季のリーグ戦の先発出場は13試合に限られたが、16得点をマーク。4シーズン続けて2位だったチームの、5季ぶりのリーグ制覇に貢献した。元来は攻撃的な中盤の選手だったドゥシャン・タディッチのCF起用により出場時間は限られているが、ベテランらしく与えられたチャンスでしっかり結果を残している。

 オランダ代表としても長く活躍し、76試合出場、46得点のスタッツを残している。2度のワールドカップでは、出場した7試合すべてが途中出場だったものの、通算で2得点1アシストをマーク。南アフリカ大会の準優勝、ブラジル大会の3位入賞に貢献している。南アフリカ大会では日本代表とも対戦し、フンテラールは途中出場を果たした。

 日本のファンにとって記憶に残っているのは、2009年のオランダ代表対日本代表の親善試合ではないだろうか。前半はスコアレスと健闘した日本代表だったが、後半に立て続けに3失点。その3点目を決めたのが、64分から出場したフンテラールだった。

 南アフリカ大会直後に移籍したシャルケでは、同時期に加入した内田篤人ともチームメートになった。右サイドバックの日本代表DFとオランダ代表FWは阿吽の呼吸を見せ、2010/11シーズンはUEFAチャンピオンズリーグベスト4へと進出した。旧友との再会を、ぜひ日本で見てみたいところだ。

カバーニ

エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン/ウルグアイ)
生年月日:1987年2月14日(32歳)
身長/体重:184cm/71kg
今季リーグ戦成績:6試合出場2得点0アシスト(リーグ・アン)
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)

 パリ・サンジェルマンに絶対的王様ズラタン・イブラヒモビッチが在籍した時にはCFではなくWGとしてプレーし、イブラヒモビッチの黒子のような存在であった。しかし王様が退団後は本来のポジションであるCFでプレーしてチームを支えている。

 だが、今夏の移籍市場最終日に加入したFWマウロ・イカルディにスタメンの座を奪われてしまい、今季はこれまで6試合の出場に留まっている。クラブ最多得点記録を持つストライカーは、今季は不遇の扱いを受けている。

 カバーニの能力が最大限に発揮されるのはボックス内だ。クロスに合わせる能力は非常に高く、足だけでなく頭でもゴールネットを揺らす。自分で持ち上がるシーンは少ないが、足元の技術にも優れているため、バイタルエリアやボックス内などの密集したエリアでは巧みなテクニックを見せてくれる。

 抜群の決定力を持っているカバーニは間違いなくJリーグで大暴れするだろう。今季で契約が切れるため、もしかするとフリーで契約出来る可能性がある。欧州のトップクラブからも引く手数多ではあるが、ビジャの後釜としてカバーニクラスではないと務まらないだろう。ヴィッセル神戸に推薦したいストライカーだ。

ジルー

オリビエ・ジルー(チェルシー/フランス)
生年月日:1986年9月30日(33歳)
身長/体重:193cm/91kg
今季リーグ戦成績:4試合出場0得点0アシスト(プレミアリーグ)
推定市場価格1200万ユーロ(約14億円)

 フランスのグルノーブルでプロの扉を開けて、その後はトゥールやモンペリエなどフランスのクラブを歩き渡る。フランスの地での活躍が認められて、2012年6月にイングランドの名門アーセナルへ移籍。屈強なフィジカルを活かしたプレーで活躍するも、17/18シーズンに同胞FWアレクサンドル・ラカゼットが加入すると控えに回ることが多くなり、そのシーズンの冬に同じロンドンの地に拠点を構えるチェルシーに移籍した。

 移籍後はコンスタントに出場機会を与えられたものの、今季は新生チェルシーで控えに回ることが多く、これまで4試合にしか出場していない。これを受けてジルーは来年の1月にチェルシーを離れることも示唆している。

 ジルーを一言で例えるならフィジカルモンスターだろう。エディンソン・カバーニ同様フィジカルが強いジルーが日本に来れば敵なし状態だ。ジルーはポストプレーを得意としており、欧州でもトップクラス。また高さも兼ね備えているため、クロスのターゲットマンになることも可能。恵まれた体型を武器とするプレーヤーだ。

 屈強なフィジカルは日本で無双出来るはずだ。高さとフィジカルの強さを兼ね備えたジルーが神戸に移籍すれば、チームの攻撃のオプションは間違いなく増える。またルックス面で見てもイケメンだが、ラーメンやうどん、そばなど日本のソウルフードを食べるには苦戦するはずだ。

バロテッリ

マリオ・バロテッリ(ブレシア/イタリア)
生年月日:1990年8月12日(29歳)
身長/体重:189cm/88kg
今季リーグ戦成績:7試合出場/2得点0アシスト(セリエA)
市場価格:2000万ユーロ(約24億円)

 現在のイタリア代表監督であるロベルト・マンチーニの下、インテルで頭角を現したストライカー。セリエAデビューを果たしたのは2007/08シーズンのことだが、この時マリオ・バロテッリはまだ10代だったが、11試合で3得点3アシストの成績を収めるなど大きく躍動している。以降、その実力を買われたバロテッリはマンチェスター・シティやミランなどでも活躍。リバプール移籍は失敗に終わったが、2017/18シーズンにはフランスのニースでリーグ戦28試合18得点1アシストの成績を残すなど、復活を遂げた。今季からはブレシアでプレーしている。

 イタリア代表としてもこれまでに36試合に出場。2012年に行われた欧州選手権(EURO)ではドイツ代表との準決勝で2ゴールを叩き出すなどストライカーとしての才能をフルに発揮し、6試合で3得点の成績を収めた。この大会でアッズーリは準優勝。バロテッリもその原動力となった。

 恵まれた身体能力を活かしたパワフルなプレーと研ぎ澄まされた得点感覚は同選手が持つ武器の一つ。相手DFに簡単に当たり負けしないのも魅力的なポイントだ。力強いシュートはゴールネットを突き破るかのような勢いで放たれ、その堂々とした姿勢も相手にとっては脅威になる。Jリーグでもそうした持ち味は存分に活きるはずで、得点を量産してくれるだろう。ぜひヴィッセル神戸に推したい選手だ。

 イタリアでは「悪童」というレッテルを貼られており、様々な理由で批判の対象になることも多いバロテッリ。ただ、日本では知名度も高く、ヒーローとして迎えられるはずで、バロテッリにとっても過ごしやすい環境は整うはず。そういった意味でもJリーグ参戦による選手本人へのメリットは大きい。

 ただ、ネックはその移籍金とブレシアとの契約年数。バロテッリの市場価格は現時点で2000万ユーロ(約24億円)となっており、獲得を決めるにはこれ以上の金額を提示せねばならない。さらにブレシアとの契約は2022年まで残っている。ここは神戸にとって大きな壁になるはずだ。

 そして伊紙「コリエーレ・デッラ・セーラ」によれば、バロテッリがブレシアにおいて今季リーグ戦で15得点を叩き出せば、年棒が400万ユーロ(約4億8000万円)まで上がるという契約が盛り込まれている模様。現時点でバロテッリはリーグ戦2得点を叩き出しているが、今後もゴールを量産するようなことがあれば神戸が手を出すことはさらに難しくなるはずだ。

 ここまで記してきた通り、バロテッリの獲得はかなり難易度が高い。しかし、アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャら、数年前までなら考えられなかった選手の獲得に成功してきた神戸ならば、夢を現実にしてくれるはず。期待して待ちたい。

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