畑尾の“執念ヘッド”で群馬が敵地で勝ち点1獲得…J2残留へ「サポーターに結果で恩返しを」

2021年11月14日(日)17時52分 サッカーキング

[写真]=森優斗

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 明治安田生命J2リーグ第39節、FC町田ゼルビア対ザスパクサツ群馬の一戦はドロー決着。J2残留を目指す群馬が敵地で1ポイントを獲得した。

 前半、群馬の「入りが悪かった(久藤清一)」。町田が攻勢の時間帯が続き、23分にカウンターから失点を喫してしまう。久藤監督は「ボールを受けることに対して怖がらずにいこう」「相手の背後をしっかり狙って仕掛けること」を伝え、選手たちを後半のピッチへ送り出す。すると後半は青木翔大、大前元紀の2トップを起点に群馬が巻き返しを図る。迎えた62分、「自分のミスから失点してしまったので取り返したいと思っていた」と、大前のCKを畑尾大翔が頭で合わせて同点に。その後はスコアが動かず、1-1でタイムアップを迎えた。

 この一戦にはアウェイながら多くの群馬サポーターが集結。大きな手拍子と今節から解禁された大旗で選手たちをサポートし続けた。「僕たちと同じくらい『今日は勝つんだ!』という気持ちを感じるので力になっています。苦しい時間帯が続いてもパッとサポーターが目に入ると奮い立つものがあったので有り難かった」と畑尾。「チームがこういった状況なだけに、サポーターの存在はすごく後押しになります。しっかり受け止めて結果で恩返しをしていきたい」と誓った。

 群馬は今節1ポイントを加えて勝ち点39で16位。久藤監督は「(今季が終わった時に)『この1ポイントが大きかった』と言えるようにやっていくしかない」と前を向く。J3降格圏内の19位・ギラヴァンツ北九州とは勝ち点4差。J2残留を目指し、アルビレックス新潟、ジュビロ磐田、最終節は大宮アルディージャとの“ラスト3”に臨む。

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