「フェラーリはF1から撤退しない」レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は語る

11月15日(水)6時0分 日本版Autoblog


フェラーリとフォーミュラ・ワン(F1)は、互いに同じくらい必要とし合う間柄だ。レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、2020年に撤退するというイタリアの名門チームによる最新の脅し文句が大言壮語に過ぎないと語った。今月初め、フェラーリのセルジオ・マルキオンネCEOは、現行の規定が変更され、新しい興行主である米国のリバティメディアによるF1の方向性に納得がいかなければ、フェラーリはF1から撤退すると警告した。フェラーリは過去に異なる運営団体に対しても同様の脅し文句を並べており、2010年から2013年まで4年連続でチームをワールド・チャンピオンに導いたホーナー氏は、この最新の警告にも懐疑的だ。

クリスチャン・ホーナー氏は、「フェラーリはF1を必要としないと脅しめいた言葉を発するけれど、F1ほどフェラーリに活躍の場を提供できるモーター・レーシングの組織が他にどこにある?」と、ブラジルGP初日のプラクティス後に『Sky Sports F1』に語り、「両者は互いに手を取り合って、チャンピオンシップのはじめ(1950年)からやってきた。誰もフェラーリを失うことなんて望まないし、フェラーリがF1を失っても大丈夫なんて思えない。だから瀬戸際外交ばかりで、今も見栄を張り続けている。でも結局はフェラーリはF1に留まるだろう」と続けた。

ホーナー氏はまた、マルキオンネCEOの反応が、収入分配の変更の可能性までも含め、より大きな将来を見据えた動きの1つではないかと指摘している。フェラーリは現在、F1で最も古く、最も成功を収めてきた参戦チームであるという歴史的な状況から、他のどのチームよりも大きな分配を受けており、これが少しでも削減されることには抵抗を示すだろう。

F1の元最高権威者、バーニー・エクレストン氏はというと、エンツォ・フェラーリやルカ・ディ・モンテゼーモロ前会長と何十年にもわたりフェラーリに対応してきた経験から、マルキオンネCEOの言葉には耳を傾けるべきだとロイターに語っている。

「これまでと違うのは、主導権を握る立場にある人物がセルジオだということだ」と、今年1月にリバティメディアに地位を追われた87歳のエクレストン氏は語る。「彼は一度こうしようと決めたら、突き進んで実行するだろう」

エクレストン氏はこう締めくくった。「世界は劇的に変化している。だから確実にそうなるとも、そうならないとも言うことはできない」。

By REUTERS

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

日本版Autoblog

この記事が気に入ったらいいね!しよう

フェラーリをもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ