スーパーGT:TEAM IMPUL 2017第8戦もてぎ レースレポート

11月15日(水)19時2分 AUTOSPORT web

7位完走も表彰台へは届かず


No.12 カルソニック IMPUL GT-R

安田裕信/ヤン・マーデンボロー


 いよいよTEAM IMPUL、2017年シーズン最終戦となりました。ツインリンクもてぎでのこのレースは、全車ウエイトハンディなしのガチンコ勝負となります。前戦、タイでの好調を維持し今回は是が非でも優勝、表彰台を目指して戦いました。


11/11(土)公式予選


天候:晴れ

コース:ドライ

気温/路面温度:17度/23度(Q1開始時)

観客動員数:19,500人

GT500クラスQ1 14:20〜14:35


 朝こそ曇り空で1日がスタートしましたが、そのあとは晴天に。日中は温かい陽気のなかスケジュールが進行していきました。この日は、予選の合間にカルソニックブース(シーケー販売)で星野一義、安田裕信、ヤン・マーデンボロ—のサイン会が行われ大盛況。

 

 GT-R Magazine(交通タイムス社)や星野一義FANBOOK(モーターマガジン社)、カルソニックグッズ等を購入いただいたお客様が大行列をなしました。


 GT500クラス予選Q1は定刻通り14時20分に開始されました。今季7戦を終え僅かに2度しかQ2へ進めず、苦杯を舐めたカルソニック IMPUL GT-Rですが、前戦タイでのポールポジション争いは記憶に新しく、何としても今季初PPを達成すべく予選に挑みました。

 

 上位8台が進出できるQ2へ向けてまずはQ1、ヤン・マーデンボロ—が出走しました。15分間で行われたQ1ですが、セッション序盤はピット内で待機。

 

 ツインリンクもてぎは、ピットアウトするマシンを今か今かと待つ緊張感のなかにある静寂で、独特の雰囲気。残り11分を切ると、徐々にコースインするマシンが現れ始めます。残り7分を切って、マーデンボローはGT500全車15台中一番最後にピットアウトしました。

 

 タイヤに熱を入れてウォームアップを行い、計測ラップへ突入。計測2周目でタイムを残しに行きますが、中断し時間的に最後の計測3周目に決死のアタックを行いました。しかし、タイムは1’37.980で10番手。ボーダーラインの8位以内に滑り込むことができず、あっけなくQ1で敗退を喫しました。


 またこの日、夕方のキッズウォークで安田裕信の誕生会がカルソニックカンセイ株式会社様主催で行われました。ちょうどこの日、11月11日に誕生日を迎えた安田。ピット前で日産ドライバー全10名が大集合し、予選後のリラックスしたなか和気藹々としたムードで34回目の誕生日を祝いました。


11/12(日)決勝レース


天候:晴れ

コース:ドライ

気温/路面温度:16度/23度(レース開始前)

観客動員数:36,000人

決勝レース距離:4.801Km×53Laps=254.47Km

パレードラップスタート 13:30

レーススタート 13:37


 前日の予選日に引き続き、素晴らしい秋晴れの空の下に2017年最終戦の決勝日を迎えました。この日は朝から、サーキット内には多くの観客が来場し熱気ムンムン。

 

 最終戦らしく、ドイツツーリングカー選手権(DTM)のデモランや、航空自衛隊F-2戦闘機によるウェルカムフライトで場内が盛り上がるなか13時30分、栃木県警の白バイとパトカー、そしてDTMマシン3台がGTマシンの隊列を引っ張る決勝レースのパレードラップが始まりました。


 パレードラップの後、フォーメーションラップを経て13時37分に53周のレースの火蓋が切って落とされました。カルソニック IMPUL GT-Rのスタートドライバーはヤン・マーデンボロ—。

 

 フォーメーションラップの最終コーナーでトップ2台が接触するアクシデントが起きるなかレースが始まりました。マーデンボローは1周目から前後のマシンと僅差のバトルとなり、ひとつポジションを上げて9位で2周目に入っていきました。

 

 GT500クラスの順位争いは序盤から混乱を深め、3位争いが白熱している最中に、9位のマーデンボローもこの隊列に加わり、数珠つなぎの走行となります。

 

 6周目、5位争いをしていたマシン2台が接触して戦線離脱したことで7位へポジションアップします。続く7周目には、1つ前を走るNo.100 RAYBRIG NSX-GT(伊沢拓也選手)とバトルへ。

 

 ホームストレートから1コ—ナーへの進入でブレーキングを最大限遅らせたことで、危うく追突しかかりますが、何とか持ちこたえます。直後、すぐ後ろのNo.1 DENSO KOBELCO SARD LC500(平手晃平選手)にサイドバイサイドで並ばれますが、なんとか7位のポジションを守ります。

 

 同じころ、3位を走行していたマシンがトラブルでピットインしたため6位へと順位を上げます。周回遅れとなったGT300マシンが絡み始めると、バトルがさらに激化。

 

 10周目にはマーデンボローの目の前で接触・スピンするマシンを間一髪でかわしながら、No.100 NSXやNo.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史選手)との5位争いを展開しながら中盤戦へ入っていきます。

 

 20周を目前にピットインを敢行するマシンがあらわれ始め、カルソニック IMPUL GT-Rは24周目にピットイン。安田裕信へのドライバー交代と、メカニックは4輪のタイヤ交換、給油作業をミスなく終えてコースへと送り返します。

 

 レースへと戻ると、ドライバー交代の規定周回数最短でピットインを行っていたNo.17 NSX、さらにはピットイン前には後ろを走行していたNo.1 LC500に先行されてしまい、実質上の順位を下げてしまいました。

 

 しかし28周目、安田はNo.1 LC500(ヘイキ・コバライネン選手)をオーバーテイクして順位を上げます。全車がピットインを終えると、7位を走行。後半戦は、レース全体が序盤ほどの争いやアクシデントも少なく、淡々と推移。安田は、前車とは約18秒、後車とも約8秒のギャップがありバトルへ繋がることはなく、7位のまま53周を走りきり、レースフィニッシュ。2017年シーズンを終えました。


 新型車両が導入された今シーズン。ニッサンGT-R陣営は開幕戦から苦戦を強いられ、カルソニック IMPUL GT-Rも例に漏れず難しいシーズンとなってしまっていましたが、最終戦でも優勝、表彰台登壇が叶いませんでした。この結果を真摯に受け止め、来シーズン開幕に向け再び準備を進めてまいります。

 

 2017年シーズン1年間、TEAM IMPULへの温かいご声援誠にありがとうございました。チームスタッフ一同感謝申し上げます。


カルソニックIMPULGT-R 2017年シーズン全戦績


第1戦岡山 予選13位 決勝8位

第2戦富士 予選12位 決勝14位

第3戦オートポリス 予選9位 決勝7位

第4戦SUGO 予選9位 決勝11位

第5戦富士 予選10位 決勝5位

第6戦鈴鹿 予選7位 決勝11位

第7戦タイ 予選2位 決勝14位

第8戦もてぎ 予選10位 決勝7位


ドライバーズランキング15位

チームランキング13位


IMPUL & TEAM IMPUL Event Information



●RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017  11/18(土)〜19(日) 鈴鹿サーキット

●NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 11/26(日) 富士スピードウェイ

●大阪モーターショー 12/8(金)〜11(月) インテックス大阪

●TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 12/10(日) 富士スピードウェイ

●東京オートサロン2018 1/12(金)〜14(日) 幕張メッセ


ドライバーコメント


安田裕信

「悔しいシーズンとなりましたが、1年間ご声援ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします」


ヤン・マーデンボロー

「皆さんの応援にはいつも勇気付けられました。いつも温かい応援の言葉をもらい、ありがとうございました」


URL:http://www.impul.co.jp/

Twitter:https://twitter.com/IMPUL_official

Facebook:https://www.facebook.com/IMPUL.official


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