朝比奈沙羅が凱旋帰国、女王オルティスに品格学んだ

11月15日(水)1時2分 日刊スポーツ

優勝した世界無差別級選手権を振り返る朝比奈沙羅(撮影・峯岸佑樹)

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 柔道の世界無差別級選手権女子金メダルの朝比奈沙羅(21=東海大)が「女王の品格」を学んだ。
 14日夜、同選手権が開催されたモロッコ・マラケシュから帰国。「世界女王」の称号を手にした朝比奈は「結果もそうですが(絶対女王の)オルティス選手(キューバ)に勝てた方がうれしかった。以前よりも冷静に状況を把握出来た」と振り返った。
 オルティスは12年ロンドン五輪金メダル、世界選手権連覇など女子重量級の「絶対女王」として知られている。朝比奈は過去3敗し、4度目の対戦で初勝利した。世界選手権銀メダルで終わった悔しさを胸に約2カ月間、組み手を強化したことが勝因につながった。
 絶対女王から学ぶこともあった。オルティスとの準決勝終了後、オルティスから近づきハグされた。「感動した。女王というのはこういうことなんだなと思った」と、その温かい対応に感銘を受けた。
 大会後は日差しが強い中、付き人とモスクや市場などの観光地を馬車で回った。ラクダにも乗ったが「落とされそうで(けがしないようにと気を付けて)疲れた。乗り心地も良くなかった」と苦笑いした。
 約2週間後にはグランドスラム東京大会(12月2〜3日、東京体育館)が控える。「連覇がかかっているのでしっかりと連覇したい。ここで満足することなく、継続して苦手をつぶしていく」と気を引き締めた。
 同じ便で帰国した同選手権男子3位の王子谷剛志(25=旭化成)は「絶対王者」のリネール(フランス)と対戦出来ずに終わってしまった。「今年中に勝負したいという思いでした。負けは負けですが、世界選手権の時よりも余裕があり自分らしい柔道も出来た。次につなげたいです」と前を向いた。

日刊スポーツ

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