ドイツ、終了間際に劇的同点弾…ラカゼット2発のフランスとドロー

2017年11月15日(水)8時12分 サッカーキング

マッチアップするエジル(左)とムバッペ(右)。強豪同士の一戦はドロー [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 国際親善試合が14日に行われ、ドイツ代表とフランス代表が対戦した。

 注目の強豪対決がケルンで開催された。ホームのドイツは、先発メンバーにマッツ・フンメルスやサミ・ケディラ、トニ・クロース、ユリアン・ドラクスラー、メスト・エジルらが名を連ねている。一方のフランスはラファエル・ヴァランやリュカ・ディニュ、キリアン・ムバッペ、アントニー・マルシャル、アレクサンドル・ラカゼットらが先発出場している。

 均衡を破ったのはフランスだった。34分、ペナルティーエリア右手前からブレーズ・マテュイディがフィードを通し、ディニュがワンタッチで折り返す。エリア正面で待っていたマルシャルが相手DFをかわし、飛び出してきた相手GKの手前でラストパス。ラカゼットが無人のゴールへ難なく押し込み、ネットを揺らした。前半は1−0で終了した。

 後半に入ると、ドイツが反撃する。56分、ショートカウンターを発動してエジルがボールを持つと、ドリブルで敵陣へ。最終ラインの背後へスルーパスを通し、走り込んでいたティモ・ヴェルナーが相手GKの股下を抜くシュートを決めて1−1の同点に追い付いた。

 1−1の同点のまま、試合は終盤へ。次の1点はフランスのものだった。72分、ムバッペからのスルーパスに抜け出したラカゼットが相手GKとの1対1を制して勝ち越しに成功した。

 再びビハインドを負ったドイツも、終了間際に意地を見せる。アディショナルタイム3分、エジルがペナルティーエリア右側へパスを通すと、65分からピッチに立ったマリオ・ゲッツェがワンタッチで落とし、走り込んでいたラース・シュティンドルが右足シュートを決めた。

 試合は2−2で終了。強豪同士の一戦は、ドイツが劇的な形で同点ゴールを挙げて引き分けに持ち込んだ。

【スコア】
ドイツ代表 2−2 フランス代表

【得点者】
0−1 34分 アレクサンドル・ラカゼット(フランス代表)
1−1 56分 ティモ・ヴェルナー(ドイツ代表)
1−2 71分 アレクサンドル・ラカゼット(フランス代表)
2−2 90+3分 ラース・シュティンドル(ドイツ代表)

サッカーキング

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