台湾の“大王”王柏融、来オフにも日本か米に「挑戦できれば」…憧れはソフトバンク・柳田

11月15日(水)7時1分 スポーツ報知

大勢の女性記者に囲まれインタビューを受ける王柏融

写真を拡大


 台湾・ラミゴの王柏融(ワン・ボーロン)外野手(24)が、スポーツ報知の単独インタビューに応じた。国内外から注目を集める中、2018年オフにも海外移籍が可能となるが「挑戦できればと思う」と熱望。“大王”のニックネームで知られる台湾最強打者は14日、16日に開幕する「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(東京D)に出場するため、日本に上陸した。(聞き手・田島 正登)

 大王が、8か月ぶりに日本にやってきた。王は、3年目の今季も115試合に出場し、2年連続大台超えの打率4割7厘、31本塁打、101打点、16盗塁。警戒される中、3冠王と連続MVPに輝いた。

 「満足しています。序盤は去年のような成績が出ないのではと考えたこともありましたけど(3月は12戦で打率2割7分3厘、本塁打、打点ともゼロ)、途中から盛り返せました」

 憧れはソフトバンク・柳田。まだあどけない24歳が、台湾球史を塗り替え続けている。台湾最強打者が日本で一躍名を上げたのが2月28日の東京ドーム。WBC日本代表の壮行試合で楽天・則本から逆転弾をバックスクリーンにたたき込み、強烈なインパクトを残した。今回はプロ入り後初めて、国際大会で日本と対戦する。

 「日本は投、打、守、走、すべてが整った野球。出場するからにはいい成績を残して、チームに貢献したい。もちろんホームランが出ればいいですけど、強く振ったからホームランになるわけではありません。いいスイングをして、その当たりが遠くに飛べば、たまたまホームランになるのかな」

 シーズンに入り、海外からスカウトが殺到。阪神や西武、日本ハムは直接視察し、ロッテも関心を示している。台湾では年間125日を3シーズン実働すれば海外移籍できる規定があり、15年9月からプレーする王は、早ければ来オフにも海を渡れる。

 「もちろん、海外に挑戦できればと思っています。今はまだ国内にとどまりますので、ここで全力を尽くしたい。それで外国の方に興味を持ってもらい、チャレンジする場所があるならとても光栄なことです」

 その先は日本か、メジャーか—。本人にもまだわからないが、今大会はその試金石になりそうだ。

 ◆王 柏融(わん・ぼーろん=Po—Jung Wang)1993年9月9日、台湾生まれ。24歳。中国文化大から2015年のドラフト1巡目でラミゴ入りし、いきなり29試合で打率3割2分4厘、9本塁打をマーク。同年のプレミア12にも出場した。昨季は116試合で200安打、打率4割1分4厘、29本塁打、105打点、24盗塁でMVPと新人王。181センチ、90キロ。右投左打。

スポーツ報知

この記事が気に入ったらいいね!しよう

台湾をもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ