フォルクスワーゲン初の100%EV「e-ゴルフ」発売! 日産・リーフと比較

11月15日(水)15時59分 財経新聞

海外で公開された「e-Golf」。(写真: フォルクスワーゲンの発表資料より)

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 2017年10月19日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、「ゴルフ」の電気自動車(EV)版である「e-ゴルフ」を発表した。1974年に世に出た歴史のあるゴルフであるが、ついに電気自動車になった。世界の車種別歴代総生産台数ではトヨタ・カローラに次ぐ第2位で、お手頃な大衆車である。日産・リーフの強力なライバルとなるのだろうか?

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■VW「e-ゴルフ」と日産「リーフ」、どこが違う?
 「e-ゴルフ」は、容量35.8kWhの駆動用バッテリーをフロア下部に搭載しており、最大航続距離は301km(JC08モード)となっている。「リーフ」は容量40kWhで、航続距離は400km。実際の数値に近いアメリカEPAの航続距離であると、「eゴルフ」は200km、「リーフ」240kmで、JC08モードほどの差はないことになる。

 「e-ゴルフ」の電気モーターは、最高出力136ps(100kW)、最大トルク290Nmを発生。「リーフ」は150ps、320Nm(32.6kgm)。車重は、eゴルフ1590kgに対して、リーフ1520kg。「e-ゴルフ」は、少し重い上に馬力がない。

 どの数字をみても、少しずつ低い数字である。しかし、「e-ゴルフ」の価格は1グレード、1カラー(ピュアホワイトのみ)しかなく449万円。「リーフ」は3グレードあって、すべてが300万円台である。

■一番の違いは、ブレーキシステム
 「e-ゴルフ」は、回生の度合いをドライバーがシフトレバーで選ぶことができる。通常のDレンジではアクセルを放すと、走行抵抗を極限まで減らすコースティング(空走)走行となる。それ以外に、シフトすると「D1」「D2」「D3」の順に回生ブレーキが強くなるとともに、より積極的に充電を行っていく。別途「B」レンジもあって、強力な回生ブレーキとなっている。

 一方「リーフ」の操作は、「eペダル」というアクセルを放すだけで回生ブレーキがかかっていくというものだ。変化は付けられない。

 両車の回生ブレーキの効き具合を試すには、やはり試乗を十分にする必要があるだろう。市街地走行や高速走行の頻度など日常のライフスタイルによっても、どちらが適しているかが変わってくるのではないだろうか。

 また「e-ゴルフ」では、モバイルオンラインサービス「Volkswagen Car-Net」の「e-Remote」が利用できるようになっており、スマホでマイカーの管理ができる。例えば、バッテリーの充電状態を確認し、充電の開始・停止などをスマホで遠隔操作できるのだ。いわゆる「コネクテッドカー」の最先端なのである。

 テスラよりも安価で実用的、つまり身近な電気自動車「e-ゴルフ」。試してみる価値はありそうだ。注文受け付けは2017年12月25日までで、年末から納車を開始する予定だ。

財経新聞

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