キャリアの転換点を語るハミルトン「今だから言うけど、メルセデス移籍の決め手になった人は……」

2017年11月16日(木)12時56分 AUTOSPORT web

 通算4度目のタイトルを獲得したばかりのルイス・ハミルトン。いうまでもなくマクラーレンからメルセデスへの移籍がキャリアの転換点となったわけだが、2012年にミハエル・シューマッハーの跡を継いだのは、世間で広まっているように「ニキ・ラウダに説得されたから」ではなかったことを、ブラジルのTVグローボのインタビューで明らかにしている。 


「ニキじゃなくて、ロスだったんだ」
 移籍の決め手になったのは当時、メルセデスのチーム代表だったロス・ブラウンだったというのである。


「ロスが僕の母の家まで来てね。台所でいっしょにお茶をした。その間僕は、こんなことを思ってたよ。『(ミハエル・)シューマッハーに命令を下してたこの男が、わざわざやって来て、僕をほしいと言ってるんだ』ってね。それは僕には、どうにも理解できないことだった。その不可解さが、(決断の)決め手になったと言っていいね」


 以来、ハミルトンは46のポールポジションと41の勝利を挙げ、3つのタイトルを獲得した。ブラウンの訪問時に感じた不可解さは、もはやとっくに雲散霧消したはずである。


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