中上貴晶「言葉がありません。このような形でレースが終わってしまい残念」/MotoGP第14戦バレンシア決勝

2020年11月16日(月)12時45分 AUTOSPORT web

 11月15日、MotoGP第14戦バレンシアGP決勝レースが、スペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、フロントロウ3番手から決勝に挑んだLCRホンダ・イデミツの中上貴晶は、ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)とのバトルで痛恨の転倒を喫しリタイアに終わった。


 バレンシアGPで、3番グリッドから好スタートを切ってオープニングラップ4番手につけた中上は、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)、P.エスパルガロを追撃。5周目にはミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMテック3)に抜かれ5番手にポジションを落としたが、10周目にオリベイラかわし、再び4番手へ。


 そして、3番手のP.エスパルガロを追撃。19周目にはすぐ背後に迫り、最終コーナーで抜いたものの、フロントのグリップを失い転倒、無念のリタイアとなった。


 モーターランド・アラゴンで開催された第12戦テルエルGPでは、初ポールポジションから転倒リタイア。バレンシアに舞台を移した第13戦ヨーロッパGPでは、予選3番手から初表彰台獲得にあと一歩の4位。そしてバレンシア・サーキットで2週連続開催となった第14戦バレンシアGPは、予選3番手から積極的に前に出る作戦だった。中上はオリベイラをかわしてからも、表彰台に立った3選手よりも速い1分31秒台前半でラップを刻んでいた。


 3連戦最後のレースである最終戦第15戦ポルトガルGPは、11月20日〜22日にポルティマオのアルガルベで開催される。


■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶 決勝リタイア

「言葉がありません。今日はこのような形でレースが終わってしまい残念です。最初からベストを尽くしました。3番手だったポル(エスパルガロ)をパスしようとしていたときに、最終コーナーでミスをしてしまいました。全力でがんばりましたが、フロントから転倒してしまいました。チームに謝罪したいです」


「次のポルティマオへ向けてポジティブになれるようにがんばります。レースウイークを通して自分のパフォーマンスには満足していました。これはとても大事なことです。すべてのセッションでいい結果を残していました。強くならなければなりませんし、次のポルティマオを楽しみにしています」

2020年MotoGP第14戦バレンシアGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)


2020年MotoGP第14戦バレンシアGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

2020年MotoGP第14戦バレンシアGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

2020年MotoGP第14戦バレンシアGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

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