「源田たまらん」二遊間は残り1年か 西武が抱える「FA問題」

2022年11月16日(水)12時31分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 ファンの願いは叶うのか。守備の名手に贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」が14日、発表され、西武からはパ・リーグ二塁手部門で外崎修汰内野手(29)と同遊撃手部門で源田壮亮内野手(29)の二遊間が2年ぶりに同時受賞となった。

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 受賞した外崎は「守備に関しては『慌てない』というのが第一。獲りたいタイトルの一つ」と喜びの声をあげ、5年連続5度目の受賞となった源田も「自分のアピールポイントである守備を評価していただいたことは、本当に光栄です。この賞に恥じないよう、そしてファンの方に喜んでいただけるよう、来シーズンも全力でプレーします」とコメントした。

 「源田たまらん」のメッセージで知られる名遊撃手の源田と外崎の二遊間は球界屈指の守備力で知られる。

 一方でこの「バディ」も来季限りで見納めとなる可能性もある。順当にいけば、源田は来季、FA権を取得。ひと足早く取得した外崎は今オフ、球団と複数年契約を結び残留を決めている。

 源田の去就に関してはこんな声もある。

 「今季で主将3年目を迎えるなど、責任感も強くチーム愛も人一倍ある源田にとって足りないピースはチームの優勝となる。その意味では現在獲得に動いている日ハム・近藤の存在も大きく働くのではないかといわれています」(球界関係者)

 現在獲得を目指している日ハム・近藤はシーズン中も西武のナインと親しく会話を交わすシーンもたびたび目撃されており、「距離の近さ」が注目を集めている。

 球団の後藤高志オーナー(73)も近藤獲得を命じる中、チームにとっては補強ポイントとなる外野手、また通算打率・307と球界屈指のヒットメーカーが加われば大きな力となることは間違いない。

 来季は源田と同じく主砲の山川もFA権を取得する年となる。今オフは正捕手の森の移籍が確実となった西武には、引き続き「FA問題」が懸案事項となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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