「問題はポスティングの時期」佐々木朗希のメジャー移籍に米メディアが早くも関心!「この冬かと期待していた」

2023年11月16日(木)6時40分 ココカラネクスト

すでに多くの球団が視察に訪れている佐々木。将来的にMLB挑戦した際は入札合戦になるだろう(C)Getty Images

 ロッテの佐々木朗希は、今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の世界一奪還に貢献したことで、その実力を世界に証明することとなった。昨季には完全試合も達成しており、そのポテンシャルの高さはすでに海の向こうにも知れ渡っている。

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 今季中も、米球界関係者が視察に訪れるなど将来のメジャー挑戦が有力視さている佐々木。シーズンオフの現在も、米国内メディアではその名前が伝えられている。

 現地時間11月12日(日本時間13日)、ドジャース専門サイト『DodgerBlue』では佐々木の特集記事を配信。その中では、今オフのMLBのFA市場で注目を集める大谷翔平、メジャー移籍が決定的な山本由伸とともに、佐々木も日本球界の「目玉」であると報じられている。

 トピックでは「ササキは2023年ワールド・ベースボール・クラシックで日本代表としてプレーした。彼は22歳になったばかりで、いつかフリーエージェントでロッテからポストされることが予想されている」と綴っており、その上で「ドジャースは今年、ロウキ・ササキのスカウティングにかなりの時間を割いた」と同球団が高い関心を寄せていたと言及。さらに球団の内部事情に詳しい関係者の証言として「一時はこの右腕がこの冬にポスティングされるのではないかと期待していた」と明かしている。

 また、「ドジャースだけでなく、パドレスとジャイアンツもササキを熱心にスカウティングしていた。ササキのメジャー移籍は、入札合戦になることが予想される」と今後を見通しており、「問題はその時期だ。ポスティングがいつになるのか」と論じている。

 MLBにおける現行の「25歳ルール」では、海外からの25歳未満の選手が移籍となる場合、マイナー契約を結ぶことや前所属球団への譲渡金も少なくなるなど、選手側に不利な点が多いことから、佐々木も25歳を迎えた上での渡米が見込まれている。

 トピックの中では「ササキはNPBで3シーズンしかプレーしておらず、まだ22歳であることを考えると、MLB球団が彼を獲得できるのは2026年シーズン以降となる」と予想。さらに、25歳を待たずにメジャーを目指した大谷のケースも振り返っており「それ以前にポスティングされた場合、オオタニのように年俸はかなり制限されるだろう」と綴っている。

 そのポテンシャルの高さから日本球界でのさらなる活躍も求められている佐々木。25歳までのここからの3年間は、怪物がより進化を遂げる日々となるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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