第65回マカオグランプリ:F3の予選レースはティクトゥム優勝。エリクソン、アイロットが表彰台

2018年11月17日(土)12時40分 AUTOSPORT web

 第65回マカオグランプリは11月17日、FIA F3ワールドカップの予選レースが現地時間9時から行われ、ポールポジションからスタートしたダニエル・ティクトゥム(モトパーク・アカデミー)が1周目にカラム・アイロット(カーリン)にかわされるも、逆転で予選レースを制した。日本勢では佐藤万璃音(モトパーク・アカデミー)がクラッチトラブルを抱えながらも、11位でフィニッシュした。


 いよいよ迎えたFIA F3ワールドカップの予選レース。前日の夜にマカオは雨が降っており、ところどころ路面が濡れている箇所があったものの、9時からの予選レースは各車スリックタイヤのままスタートした。


 スタートでは、ポールポジションのダニエル・ティクトゥム(モトパーク・アカデミー)がダッシュを決めるも、1周目のリスボア・ベンドまでの間に、2番手スタートのカラム・アイロット(カーリン)との攻防が展開されていく。


 トップに立ったアイロットだったが、2周目のリスボアで今度はティクトゥムが前へ。激しい争いが展開された。しかし3周目、首位のティクトゥムがドナマリア・ベンド周辺に差しかかったところで、コース内になんと犬が進入してしまい、セーフティカー導入となった。


 レースは5周目にリスタートとなるが、首位のティクトゥムが逃げる一方、2番手のアイロットには、5周目にサッシャ・フェネストラズ(カーリン)をかわしてきたジョエル・エリクソン(モトパーク・アカデミー)が迫る。エリクソンは前日の予選2回目でクラッシュした笹原右京(スリーボンド・レーシング)のマシンに激突していたが、その修復を感じさせない走りをみせた。


 エリクソンは7周目のリスボアでアイロットをかわし2番手に浮上するが。トップのティクトゥムには届かず。ティクトゥムが予選レースを制し、エリクソンが2位。アイロットが3位という結果となった。フェネストラズは4位、5位はジョウ・グァンユー(SJMセオドール・レーシング・バイ・プレマ)が手中に収めるかと思われたが、ファイナルラップにパイオールでクラッシュを喫し、ジェイク・ヒューズ(ハイテックGP)が5位となった。


 日本勢は、「しっかりとレースを走りたい」と語っていた佐藤万璃音(モトパーク・アカデミー)が7番手からスタートするも、スタートのときからクラッチトラブルを抱えてしまったため、11位でフィニッシュ。アレックス・パロウ(B-MAXレーシングチーム)が12位。スタートで9番手付近までポジションを上げた関口雄飛(B-MAXレーシングチーム)は海側のスピードが伸びずポジションを落とす苦しい戦いとなり、15位でチェッカーとなった。


 前日のクラッシュの後、病院で診察も受けた坪井翔(トムス)は、ストレートで防戦する展開になり16位フィニッシュ。大湯都史樹(戸田レーシング)、笹原右京(スリーボンド・レーシング)は堅実に走りきり、大湯が21位、笹原は22位で走りきった。また、後方から完走を目指したDRAGONは23位でチェッカーを受けている。


 一方、オープニングラップのマタニティ・ベンドでは、前方の競り合いで渋滞が発生し、そこに詰まった片山義章(カーリン)に阪口晴南(戸田レーシング)が乗り上げてしまうことに。阪口はリタイア、片山はピットイン後なんとか修復し1周を走ったもののリタイアとなった。また、7周目のリスボアでは、レオン・ホンチォ(ハイテックGP)との競り合いのなかで、宮田莉朋(トムス)がクラッシュ。こちらもリタイアを喫している。


 日本勢は全体的にストレートスピードでヨーロピアンF3選手権勢に対して苦しい戦いを強いられており、この予選レースではそれがさらに大きく出てしまうことになった。

第65回マカオグランプリ・FIA F3ワールドカップの予選レーススタートシーン
1周目のリスボアの攻防では、アイロットがティクトゥムのインを差した。
佐藤万璃音(モトパーク・アカデミー)
リスボアでクラッシュを喫した宮田莉朋(トムス)
第65回マカオグランプリ FIA F3ワールドカップの予選レースの表彰台


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