目指すは初のファイナル進出…鹿島学園の主将・遠藤聖矢「無失点にこだわりたい」

2020年11月17日(火)16時52分 サッカーキング

鹿島学園の鈴木雅人監督と遠藤聖矢主将 [写真]=日本テレビ

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 第99回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が16日に行われ、茨城県代表・鹿島学園の初戦は三重県代表・海星高校との対戦に決まった。

 鹿島学園は抽選会の前日に茨城県予選決勝で明秀日立と対戦。延長戦の末に2−1と競り勝ち、4年ぶりとなる全国の切符をつかんだ。今年は新型コロナウイルスの影響で例年とは異なる活動を強いられ、チームを率いる鈴木雅人監督は「初めての出来事で、子どもたちにどうアプローチしたらいいのか、本当に難しかった」と振り返る。それでも、「意識の高い選手が多い」と語るキャプテンの遠藤聖矢を中心に、自粛期間中も各々ができる範囲でのトレーニングを積んだことで、念願の選手権出場を叶えた。

 初戦の相手、海星について遠藤は、「相手がどういうチームかわからないけど、1カ月半で分析してしっかり勝ちたい」とコメント。指揮官も「相手のことはわからないので、自分たちのコンディションや映像を見直して、自分たちのサッカーができるように調整したい」と話し、自らに矢印を向けて残り1カ月半の準備期間に臨むつもりだ。

 大会の目標については、「チームの最高成績であるベスト4を超えること」と力強く語った遠藤。そのために、「まずは守備をもう一度見つめ直すこと。無失点で行けば負けることはないので。攻めではワンチャンスをしっかりモノにするというところをやっていきたいです」と続けた。

 また、大会までの個人的なアプローチについては、「無失点にこだわって、自分たちが失点するのは一瞬の隙なので、水が漏れることのないようにしていきたい」と気を引き締める。そんなキャプテンについて鈴木監督は、「恵まれた体で身体能力がとても高く、人間的にもとてもしっかりした選手。ゲームの中での監督として指示をしながら、自分たちで修正したり、相手を見ながら考えてサッカーをしてくれたら本当に助かる」と期待を寄せた。

 鹿島学園vs海星は浦和駒場スタジアムにて12月31日(木)14時10分にキックオフ予定だ。

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