大宮の“ワン・クラブ・マン”MF大山啓輔が契約満了「もっともっと力になりたかった」
2023年11月17日(金)12時5分 サッカーキング
1995年5月7日生まれの大山は現在28歳。大宮アルディージャの育成組織出身で、2014年のトップチーム昇格以降もクラブ一筋の“ワン・クラブ・マン”だ。非凡なパスセンスの持ち主で、在籍10シーズンでクラブ公式戦通算227試合に出場し5得点を記録。2018シーズンはキャリアハイとなる明治安田生命J2リーグ38試合に出場するなど、J1昇格に迫ったチームを牽引した。
契約満了に伴い、大宮アルディージャを退団する大山はクラブ公式サイトで胸中を明かした。
「この度、契約満了に伴いチームを離れることになりました。アカデミーで7年、トップチームで10年、計17年という長い間、クラブには本当にお世話になりました。大宮でもっともっと力になりたかったですが、自分の力不足でこのような形になってしまったことがとても残念でなりません。また、このような成績でチームを去らなければならないこと、自分を育ててくださったコーチングスタッフや、最後まで応援してくださったファン・サポーターの皆様の期待に応えるような成長や結果を残せなかったこと、非常に申し訳なく感じています。しかし、どんな時もサポートしてくださったクラブ関係者、応援してくださった皆様のおかげで、最後の最後まで大宮を想い、愛し続けながらプレーすることが出来ました。これはサッカー選手としてとても幸せなことだと思っています。本当に感謝しています。まだいくつかクラブイベントが残っていますが、皆様に直接感謝を伝えられる場が限られてしまったことを、お許しください。今後のことはまだ何も決まっていませんが、次に皆様のお目にかかる時には、少しでも成長した姿をお見せできるよう精進して参りたいと思います。応援してくださった皆様のことは、一生忘れません。長い間、本当にありがとうございました」