長崎、FW都倉賢&DF高橋峻希との契約満了を発表…ベテラン2選手が今季限りで退団

2023年11月17日(金)19時33分 サッカーキング

V・ファーレン長崎がFW都倉賢、DF高橋峻希の契約満了を発表

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 V・ファーレン長崎は17日、FW都倉賢およびDF高橋峻希と契約満了に伴い、来シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 1986年6月16日生まれで現在37歳の都倉は、川崎フロンターレの下部組織を経て2005年にトップチーム昇格を果たした。その後はザスパ草津(現:ザスパクサツ群馬)やヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌、セレッソ大阪でプレー。2021年1月に長崎に完全移籍で加入すると、以降は前線の主力として活躍し、在籍3年目の今シーズンは明治安田生命J2リーグで22試合出場1ゴール2アシスト、天皇杯で1試合出場という成績を残した

 1990年5月4日生まれで現在33歳の高橋は、浦和レッズの下部組織を経て2009年2月にトップチーム昇格を果たした。その後はジェフユナイテッド千葉やヴィッセル神戸、柏レイソルでプレー。2022年1月に長崎へ完全移籍加入すると、右サイドバック(SB)を主戦場に活躍し、在籍2年目の今シーズンは明治安田生命J2リーグで23試合に出場した。
 
 今シーズン限りで退団することとなった両選手は、長崎のクラブ公式サイトを通じてそれぞれ次のようなコメントを発表している。

◼︎都倉賢
「2023シーズンをもちまして、V・ファーレン長崎を離れることになりました。目標であるJ1昇格を果たせず非常に残念でなりませんが、V・ファーレン長崎の選手として戦った日々は魅力的で、充実した時間でした。今シーズンに関して言えば19年のキャリアで最も難しい時間を過ごしましたが、この経験は僕に忍耐力を与え、今後の試練を乗り越える力になると確信しております」

「3年間、良い時も悪い時もありましたが、どんな時でも信じて共に戦ってくれたファン・サポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、心残りとしては希望に溢れる新スタジアムをV・ファーレン長崎の選手としてプレーできないことです。新スタジアムには、対戦相手として、また、いちサッカーファンとして行けることを楽しみにしてます」

「『世の人は我を何とも言わば言え、我が成す事は我のみぞ知る』という、坂本龍馬の大好きな言葉があります。歴史ある長崎の地で最年長としてプレーしたことを誇りに、僕自身、引き続きチャレンジ精神を持って、誰よりも自分のことを自分が信じて、これからも大好きなサッカーを続けていきたいと思っています。ここで過ごせたことは人生の財産です。3年間本当にありがとうございました」

◼︎高橋峻希
「この度、V・ファーレン長崎を退団することになりました。目標であったJ1昇格を達成することができず、悔しさが残りますが、来シーズン以降、昇格できるようにこれからも陰ながら応援しています。短い間ではありましたが、良い仲間、スタッフに恵まれ、そしてどんな時でも熱く、時には厳しくしてくれる長崎のファン・サポーターと一緒に戦えたことを誇りに思います。本当に2年間ありがとうございました!」

サッカーキング

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