元C大阪ダンクレーが神戸時代回顧「イニエスタやビジャが…」現在無所属か

2022年11月18日(金)11時30分 FOOTBALL TRIBE

ダンクレー 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸やセレッソ大阪でプレーしたブラジル人DFダンクレー(30)が、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)や元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(36)らとの共闘を回顧。ブラジル国外でのプレーで得たものを語った。17日、ブラジルメディア『ランセ』が同選手の言葉を伝えている。


 同選手は2019年から2年半にわたってヴィッセル神戸やセレッソ大阪に在籍。昨年6月にセレッソ大阪からアル・アハリへ完全移籍すると、2シーズンにわたりセンターバックの主力選手としてプレー。ただアル・アハリの2部降格やサウジアラビアサッカー連盟からクラブに対する罰金処分もあり、7月29日に退団している。


 そんなダンクレーは、母国メディアのインタビューに対応。ブラジル国外でのプレーが続いていることについて「ポルトガルやフランスのサッカーは、ブラジルと似たようなやり方だった。日本ではより早く(Jリーグの)スタイルに適応することができたね。その後に2年ほど中東でプレーしたけど、2015年に初めて海外挑戦した時よりも、完成されたアスリートになったと言えるよ」と自信を覗かせている。


 また海外挑戦で最も印象的なことを聞かれると「ヴィッセル神戸でのプレーは、僕のキャリアの中でとても重要なことだったんだ。その時のことが懐かしいし、アンドレス・イニエスタやルーカス・ポドルスキ、ダビド・ビジャらの存在が、ひとりの選手である自分自身にどれだけプラスになったことか、今でも鮮明に覚えているよ」と語った。


 なおダンクレーは先月31日、『ランセ』のインタビューで「(移籍先のクラブとは)すでに交渉を進めているし、1週間以内には決まると思う。コンディションは万全だし、プレーしたいんだ」とコメント。UAE国内クラブへの加入間近だと報じられていたが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると今月17日時点でも無所属となっている。

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