フル出場の吉田麻也、W杯本戦を見据えて「自分たちが何をすべきか明確になった」
2020年11月18日(水)8時5分 サッカーキング
日本代表は前半から激しい戦いを見せていたものの、最後の局面で決めきれず無得点に終わった。吉田は「前半から1個1個、1、2メートルがずれてリズムが作れませんでした」と試合を振り返る。
「前半途中、自分たちのテンポでボールを回してチャンスの時に点が取れず、前半終盤からリズムを持って良かれ、後半ワンチャンスをものにされてしまいました。一番は、自分たちが自分たちの首を絞めたこと」
メキシコ代表は2018年のワールドカップでドイツ代表を破って決勝トーナメントに進出した強豪で、過去2度W杯の舞台を経験している吉田は「たくさんのことをメキシコから学べます。同じW杯ベスト16に進んでいる国でもこれだけ差があると全員が自覚して、もっと自分たちがレベルアップしないといけない」と、ありのままに感じた世界との差を語った。
「メキシコはW杯でポット2に入りうるチームで、ここに勝たないと本番のグループステージを突破できない相手。こういった相手にかたなければいけないということを毎日意識しないといけません」
「(次のW杯までの)2年は長いようで短く、どれだけ自分たちが成長できるかはこれからの自分たち次第。今日、良い相手とやって、自分たちがどこにいて、何をやらないといけないか明確になったんじゃないかと思います」