高嶺朋樹が柏へ完全移籍、育成組織から12年間を過ごした札幌に別れ「覚悟を持って…」

2022年11月19日(土)18時31分 サッカーキング

高嶺朋樹が柏へ完全移籍 [写真]=清原茂樹

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 柏レイソルは19日、北海道コンサドーレ札幌よりMF高嶺朋樹が完全移籍で加入することを発表した。

 高嶺は1997年12月29日生まれの現在24歳。札幌のU−12、U−15、U−18と着実にステップアップを遂げ、筑波大学を経由して2020年に札幌へと加入した。初年度から定位置を確保し、明治安田生命J1リーグで30試合に出場。翌シーズンからは背番号を「6」に変更し、明治安田生命J1リーグ全38試合のピッチに立った。2022シーズンは明治安田生命J1リーグ26試合の出場で2得点を挙げていた。

 完全移籍に際し、高嶺は札幌のクラブ公式HPを通してコメントを発表。「北海道コンサドーレ札幌に関わる皆さん、いつも応援していただきありがとうございます。今回リリースされたように、移籍を決断しました」と記した後、育成組織時代を含めて12年間プレーした札幌に対する感謝の言葉を綴った。

「『日本代表になって海外で活躍する』そう目標を立て、プロの世界に入りました。3年間では達成できず、まだまだ実力が足りないんだと痛感しました。日本を代表するサッカー選手になるために、もっと努力して、自分に足りないところを補わないといけない。そのために新しい環境に身を置いて、自分にプレッシャーをかけて挑戦する必要があると思い、この決断に至りました」

「下部組織から12年間サッカー選手としてだけではなく、人としても大きく成長させてくれたクラブ、北海道コンサドーレ札幌に関わる皆さんの支援、ミシャが寄せてくれた信頼と指導、チームメイトやスタッフの方の支え、そしてファン・サポーターの方々からの応援、その全てに感謝の言葉しかありません。コンサドーレでプレーできて本当に幸せでした。多くの経験をして『いつかまたコンサドーレに戻って来たい』そう思っています」

「一度しかない人生、自分の決めた道に覚悟を持って、力強く切り拓いていきたいと思います。最後になりますが、パートナーの皆様、サポーターの皆様、今後とも北海道コンサドーレ札幌を宜しくお願いします」

 また、新天地となる柏のクラブ公式HPでは「柏レイソルに加入することになりました、高嶺朋樹です。覚悟を持って、このクラブに来ました。それをピッチで表現したいと思います。応援してもらえるよう頑張ります。よろしくお願いします」と意気込んだ。


【画像】柏レイソルが高嶺の加入を発表

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