阪神・岡田彰布監督の「語録」が面白すぎる 在阪スポーツ紙に愛される理由

2022年11月21日(月)6時0分 ココカラネクスト

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 在阪スポーツ紙の紙面が盛り上がっています。理由はもちろん、15シーズンぶりの阪神監督復帰となった岡田彰布監督です。

 その中で野球担当を担うデスクは言います。

「東京じゃスポーツ紙の1面はサッカーのワールドカップでしょ。でもこっち(関西)はサッカーを1面にしても見向きもされへんよ。やっぱ1面はタイガース。しかも岡田さんがめっちゃオモロイし、発言が忖度なしやから。そりゃあ現場も社内も盛り上がってるよ」

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 11月15日、プロ野球ファンの誰もが驚いた楽天・涌井秀章と中日・阿部寿樹との電撃トレード後も、このような発言が紙面を飾りました。

「いつも楽天は、ドラフトで右バッター取らへんもんな。生え抜きの右バッター、おらんやろ。楽天の試合を解説しとったから、いつも言うとったわ」

「中日もな、点取らなあかんのに、どっちか言うと阿部いない方がな…。石川昂? でもそんなに、いきなりの戦力アップはないやろ」

 トレードについての率直な感想は、プロ野球ファンにとってもあまりに興味深い内容だったのです。

 ネットメディアの関係者は言います。

「かつては野村克也さんや星野仙一さんなど、プロ野球の監督には『御意見番』を務める大物がいました。でも今の若い指揮官は、本音で話そうとしない。『他球団の話は、悪いからオフレコで』と担当記者に伝えたりする。なぜかというと、みんな炎上が怖いんです。あの張本勲さんもネット世論に屈して、最前線を離れた印象がありますからね」

 そして、こう続けるのです。

「そんな中、気にせずに御意見番としての任務を全うしようとするのが、巨人の原監督と岡田新監督なわけです。この二人は長年にわたって人気球団の中心選手にいたから、肝の据わり方がハンパない。球界全体に向けてどんどん思ったことを提言していこうと、腹を括っているわけです。その本音むき出しのスタイルが、実はネットとも相性がいい。いわば、かつてのノムさんがそうだったように『PVが獲れる』指揮官なわけです」

 岡田監督が人気なのは、そんな歯に衣着せぬコメントだけではないそうです。

「在阪のスポーツ各紙は、岡田監督の口癖『おーん』を一問一答で削らずに載せています。これを猛虎党は愛していて、発言の中でどれだけ『おーん』が出てくるかにも注目している(笑)。スポーツ紙の中には配慮して削っている社もあるが、このあたりのカワイイところも人気の秘訣といえそうです」(前述のネットメディア関係者)

来年、阪神が日本一になろうもんなら…「おーん」が流行語大賞にノミネートされる可能性も、なくはないかも?

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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