周東佑京、張奕、神戸文也が結果 支配下登録を勝ち取った選手たちの今シーズン

11月19日(火)6時0分 SPAIA

福岡ソフトバンクホークスの周東佑京ⒸYoshihiro KOIKE

ⒸYoshihiro KOIKE

育成契約から半年あまりで日本代表へ

11月17日、日本代表が韓国代表を破りプレミア12で優勝を果たした。決勝戦では鈴木誠也(広島)の適時二塁打や山田哲人(ヤクルト)の3点本塁打など、主役がしっかりと役割を果たしチームを勝利に導いた。

投手陣も山口俊(巨人)が初回に3失点を喫したものの、2回以降は盤石の継投を見せ韓国打線を封じ込め、2009年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック以来10年ぶりの世界一を勝ち取った。

その立役者のひとりが、代走の切り札として7試合に出場し4盗塁したソフトバンクの周東佑京である。打席に立つことはなかったが、大きく存在感を発揮した。周東が、支配下登録されたのは2019年シーズンの開幕直前。わずか半年あまりで日本代表の切り札にのし上がった。

今年支配下登録を勝ち取り、一軍登録された選手は他にもいる。そんな彼らはどのような成績を残してきたのだろう。今年2月1日以降に育成契約から、支配下登録された育成ドラフト出身者たちの成績を振り返ってみたい。

周東佑京がリーグ5位の25盗塁

2019年2月1日以降に支配下登録された育成選手成績/野手ⒸSPAIA

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野手は周東を含めて5人が新規支配下登録を勝ち取り、一軍登録されている。そのなかでも、やはり周東の成績はずば抜けている。打率.196(102-20)と打撃面では苦しんだが、102試合に出場し25盗塁を記録。これはリーグ5位の数字であり、チームでは釜元豪の11盗塁を大きく引き離してトップ。シーズン中から足技を見せ、日本代表入りを果たした。

大きく注目を浴びていた山下航汰(巨人)も、高卒1年目にして支配下登録を勝ち取った。これはチームにおいて史上初の快挙だ。一軍では12試合の出場で2安打を記録と、まだまだ戦力と呼べる段階ではない。だが、将来性は十分にありそうだ。二軍では首位打者にも輝いており、2020年シーズンは一軍定着を目指すことになる。

加藤脩平(巨人)は5試合の出場でノーヒット。齋藤誠人(西武)、片山雄哉(阪神)は捕手というむずかしいポジションということもあり、一軍での出場機会を勝ち取ることはできなかった。

投手はオリックスの2人が活躍

2019年2月1日以降に支配下登録された育成選手成績/投手ⒸSPAIA

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投手で新規支配下登録を勝ち取り、一軍登録された選手は6人。なかでも結果を残したのが、オリックスの張奕と神戸文也だ。張はプレミア12でも台湾の一員としてプレーし、大会ベストナインを勝ち取った。シーズンでは8試合で2勝4敗、防御率5.93の成績を残している。好成績とは言えないが、ドラフト入団時は外野手だったことを考えると、大きく飛躍している。

中継ぎとして19試合に登板した神戸。プロ初勝利をマークするまでには至らなかったが、21イニングで防御率3.86の数字は悪くない。2020年シーズンは中継ぎの一角として一軍定着を狙いたいところ。

張と神戸は結果を残したものの、他の選手たちは苦しんだ。坂本工宜(巨人)はシーズン終了後に戦力外となり退団し、12球団合同トライアウトを受けた。また、寺岡寛治(楽天)、堀岡隼人(巨人)、中川虎大(DeNA)もプロ初勝利を挙げることはできず、防御率も奮わなかった。

今シーズンは投手と野手、計11人が2月1日以降に支配下登録と一軍登録を勝ち取ったが、結果を残したと言えるのは周東、張、神戸の3人だけ。周東のように、日本代表の切り札となることもある。だが通常、支配下登録を勝ち取り一軍でも結果を残し続けることは簡単ではないのだ。

2020年シーズンも周東のようなスターは生まれるのだろうか。育成契約選手たちの躍進に期待したい。

※数字は2019年シーズン終了時点

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