ヤンキース、レッドソックスも千賀滉大の獲得に名乗り!MLB公式は「働きは未知数だが・・・」

2022年11月23日(水)16時56分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 MLBを代表する名門も日本人右腕への関心を抱いているようだ。

 今オフ、ソフトバンクからポスティングでメジャー移籍を目指している千賀滉大は、すでに複数の米球団と交渉を行なっていることが伝えられてきた。

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 これまで、メッツやパドレスなどと面談したことが報じられており、さらにMLB公式サイトでは、現地記者による、ヤンキースとレッドソックスとも接触したというレポートが掲載されている。

 現地11月22日(日本時間23日)に配信となった同サイトの千賀の特集記事では「ライターのジョン・モロシ氏の報告ではヤンキース、レッドソックスの両球団が29歳の代理人と接触しているとのこと。ニューヨークとボストンがともにローテーションに厚みを求めていることを考えれば、この報告は驚くにはあたらない」と記している。

 同サイトは「ヤンキースとレッドソックスは、アメリカン・リーグ東地区で毎年戦っている。また、近年はトップクラスのフリーエージェントを何人も獲得して争っている。そしてそれは、日本の右腕、コウダイ・センガの場合でも、このオフシーズンに起こりうることだ」として両球団の関係性を強調し、千賀争奪戦にも発展する可能性も示唆。

 その上で「センガはメジャーリーグのエースとしての働きは未知数だが、日本では2022年に防御率1・94を記録し、成功を収めている。ストレートとスプリット、フォークを武器に、メジャーリーグの各球団から注目されている」と千賀の特徴を紹介している。加えて「カルロス・ロドンやネイサン・イオバルディなど、クオリファイング・オファーを受けた他のフリーエージェントとは異なり、日本出身の彼は無制限のフリーエージェントであり、ドラフト補償などに縛られず、ポスティングフィーも発生しない」として、多額の費用などを擁しない移籍であることも指摘した。

 また記事では他にも「もちろん、ヤンキースとレッドソックス以外の球団がセンガに興味を持った場合も同様である。実際、このオフにはジャイアンツ、メッツ、パドレスがこの日本人投手の獲得に乗り出している」と述べるなど、多くの球団が千賀に対して獲得の意思があることも伝えている。

 ワールドシリーズ出場も見据える名門球団の名前が挙がる中、千賀滉大の争奪戦はさらに激化することが予想される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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