甲府、今季途中就任の上野展裕監督が退任…ルヴァン杯と天皇杯で8強

2018年11月23日(金)15時3分 サッカーキング

退任が発表された甲府の上野展裕監督 [写真]=Getty Images

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 ヴァンフォーレ甲府は23日、上野展裕監督が契約満了に伴い、今季限りで退任することが決まったと発表した。後任は決定次第、発表される。

 上野監督は1965年生まれの53歳。サンフレッチェ広島のユースやトップチームでコーチ、ジュニアユース監督を務めた後、2004年から2006年まで日本サッカー協会のナショナルトレセンコーチを担当した。2004年にはU−18日本代表を率いている。以後は京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)にてコーチやヘッドコーチを務め、2009年から2011年まではツエーゲン金沢を指揮。2012年からはアルビレックス新潟ユースの監督、2014年から昨年5月まではレノファ山口FCを率いてJFLからJ3、そしてJ2への昇格へ導いた。

 そして今年4月末、甲府の監督に就任。明治安田生命J2リーグ開幕11試合を終えて2勝5分け4敗、16位に低迷していたチームの再建を託された。JリーグYBCルヴァンカップと天皇杯ではベスト8進出を果たしたものの、明治安田生命J2リーグでは9位フィニッシュ。1年でのJ1復帰に失敗し、21日の天皇杯準々決勝で鹿島アントラーズに敗れて今季の公式戦全日程を終了した。

 退任にあたり、上野監督は以下のようにコメントしている。

「今シーズン1年でのJ1復帰を目指し取り組んでまいりましたが、目標を達成できず申し訳なく思います。しかし、選手たちは過密日程や多くの故障者が出た中、よく頑張ってくれました。この頑張りは、これからの甲府の未来へつながることだと思います」

「改めて、いつも変わらぬご支援ご声援をいただきました支援者の皆様、ファン、サポーターの皆様に心から感謝申し上げます。ヴァンフォーレ甲府はポテンシャルのある素晴らしいクラブですので、これからも皆様の後押しをいただけますようよろしくお願いします」

サッカーキング

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