【W杯】「ちょっと今のは性格悪い」本田圭佑が苦言呈したドイツ代表DFには”前科”も。母国OBは「傲慢だ」と酷評

2022年11月24日(木)16時13分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 突然、変な走り方をしたドイツ選手のプレーに、違和感を感じた人も多いことだろう。

 サッカーのカタールワールドカップで、日本は11月23日に行われたグループステージE組初戦のドイツ戦に2−1で逆転勝利した。その一戦で、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの行動が、世界中から酷評される事態に陥っている。

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 問題の場面は、日本が0−1とリードされた後半18分。右サイド裏へのパスに抜け出したFW浅野拓磨に、DFリュディガーが対応。ボールと浅野の間に体を入れて制しながら、両足太ももをあからさまに上げて走り、ピンチを封じた。

 『ABEMA』で解説を務めた元日本代表の本田圭佑は「ちょっと今のは性格悪い。バカにした走り方をしている」と苦言を呈したように、煽るようなステップで、スポーツマンシップを欠く行為だった。

 格下の日本にまさかの敗戦を喫したドイツ国内でも、リュディガーへの批判が集中。元ドイツ代表MFディートマール・ハマン氏はツイッターで「あんな風に相手をみくびってはいけない。いずれ返ってくるもの。未熟で狂っている。彼は笑っていた。傲慢だ」と指摘。海外メディアからも、非難が殺到している。

 29歳のリュディガーは名門レアル・マドリード(スペイン)の主力としてプレー。屈強なディフェンスで代表経験も豊富だが、一方で「前科」もある。昨季まで所属したチェルシーでは、今回と同じような奇妙な走り方を故意で行い、批判されたことがある。

 バカにされた形の日本は黙っていなかった。怒濤の猛反撃に転じ、堂安律が同点ゴール。浅野は自ら決勝弾を決めてやり返した。試合後のリュディガーは「後半の失点は簡単にやられすぎた。多くの日本の選手がペナルティーエリアに入ってきて対応が難しかった」と肩を落とした。

 前半の日本は劣勢だっただけに、ターニングポイントといえる出来事でもあった。結果的には、リュディガーの挑発行為が、フェアプレーを大事にする日本の『負けじ魂』に火をつけたのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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