【W杯】「大失敗のスタート」ドイツ紙が日本に敗れた母国代表を痛烈批判！「お粗末なミスだけでなく、守備も不安定」
2022年11月24日（木）10時14分 ココカラネクスト
(C)Getty Images
衝撃の結末に落胆を隠せなかったようだ。
１１月２３日、カタールワールドカップ・グループＥ初戦の日本対ドイツが行なわれ、日本が２−１の逆転劇で大金星を挙げた。
【ゴール動画】日本がドイツに歴史的逆転劇！堂安律の同点弾、浅野拓磨の逆転弾のシーンをチェック！
前半は完全にドイツペースだった。巧みなポゼッションで日本を押し込み、前半３３分にイルカイ・ギュンドアンのＰＫで先制する。しかし、後半になるとシステムを変えた日本が盛り返す。途中交代の堂安律が後半３０分に同点ゴールを決めると、後半３８分にも途中交代の浅野拓磨が勝ち越し弾。大方の予想を覆し、日本が強豪ドイツから勝点３を奪った。
このまさかの結末に、ドイツ紙『BILD』は「ドイツ、大失敗のスタート」と銘打った記事を配信。「心配なのはチャンスでのお粗末なミスだけでなく、守備も不安定で穴だらけに見える場面も多い。マエダのオフサイドゴール前のような無謀なボールロストもある」と攻守両面で精彩を欠いた母国代表への不満を綴った。
ドイツ代表は２０１８年のロシア大会で初戦（メキシコ戦）を落とし、さらに韓国との最終戦で敗れてグループステージ敗退を喫している。その苦い記憶がよみがえってきたようで、「この惨状は、ドイツがメキシコに０−１で敗れ、グループステージで敗退した２０１８年ロシア大会を彷彿とさせるものだ」とも同紙は嘆いた。前半に作った多くのチャンスをモノにしていれば一方的な展開になった可能性もあっただけに、ドイツにとってショックは大きいだろう。
ドイツは次戦でスペインと対戦する。初戦でコスタリカに７−０大勝したスペインの状態は、明らかに良好だ。果たしてドイツは勝機を見出せるのか。強豪同士がどんな試合を見せてくれるのか、今から楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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