まさかの異論!日本&韓国と同居したU-23アジア杯の抽選に中国メディアが疑念「AFCが我々を罰しようとしている」
2023年11月24日(金)18時0分 ココカラネクスト

日本と韓国と同じ組に入った中国。五輪出場を懸ける彼らは抽選結果をただただ嘆いている。(C)Getty Images
五輪の切符を懸けた戦いは熾烈を極めそうだ。11月23日にパリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの組み合わせ抽選会が実施され、日本は韓国、UAE、中国とともにグループBに入った。
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同大会で上位3位以内に入れば、来年4月にカタールで開催されるパリ五輪出場権を得る(4位チームはアフリカ勢との大陸間プレーオフに回る)。ストレートインが可能となる3位以内を目指すなかで強豪国と当たる可能性も高かっただけに、日本にとってみれば、一発勝負の決勝トーナメントで宿敵の韓国と当たらない抽選結果をポジティブにも捉えられる。
一方で絶望感を漂わせているのが、いずれも優勝候補と同居する形となった中国だ。ニュースサイト『捜狐』は「日本と韓国の強さを説明するまでもない。最弱と見られるUAEですら、今の中国にとってはあまりに強敵だ」と強調。グループ突破の可能性を「ほとんどゼロと言っても過言ではない。勝点1を手にするだけでも贅沢な話だ」と指摘し、抽選結果を嘆いた。
また、同サイトは別の記事において「このグループは間違いなく『死のグループ』と言えるが、中国代表にとって過酷すぎる道というのは誰もが知っている」と嘆きながら、抽選を行ったアジアサッカー連盟(FAC)に対し、まさかの論調を展開している。
「中国の五輪代表は前回大会に参加できなかったためにポット4に入れられたと言われているが、今回のようなグループ分けは明らかに不利であり、世界的に見ても異例だ。AFCが我々を罰しようとしていると疑ってしまうほどである。もはや不幸というほかにない」
彼らはこれまでU-23アジアカップに4度参加するも、1勝11敗と大きく負け越し。得失点数も−11(10得点、21失点)で、無論、グループステージ突破の経験はない。ゆえに「死のグループ」に加わった抽選結果には嘆くしかなく、もはやAFCに不満をぶつけるほかにないのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]