日本球界に激震が走った楽天・安楽智大のパワハラ疑惑に海外メディアも反応「日本球界のスキャンダル」

2023年11月26日(日)14時45分 ココカラネクスト

安楽は中継ぎエースとしてチームを支えてきた(C)CoCoKARAnext

 日本球界で発覚した“醜聞”が海の向こうでも報じられている。

 11月25日、楽天の安楽智大のパワーハラスメント疑惑が報じられた。同日、楽天球団では調査・ヒアリングにより事実確認が行われ、公式ホームページで声明文を発表するなど対応に追われている。

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 プロキャリア9年、今月に27歳を迎えた安楽が、後輩選手への暴言や暴力行為、食事へ誘い断られた際での金銭の強要など、数々のハラスメント行為が行われ、被害者が球団に訴えたことで事態が発覚した。

 球団は予定されていた安楽の契約更改を無期限延期とすることも発表。楽天球団内を襲った激震は、オフシーズンに入ったプロ野球界全体にも影を落とすこととなった。そして、この出来事は、海外メディア『Swing Completo LLC』も伝えている。

 米国を拠点に、南北アメリカ大陸各国の野球情報を扱う同サイトでも、衝撃のニュースとして現地時間11月25日(日本時間26日)に報じられた。

「日本球界のスキャンダル」と銘打たれたトピックの中で、同メディアは「日本プロ野球機構において、トモヒロ・アンラクの不祥事が発生した。チームは情報を提供し、何が起こったかに基づいて決定を下した」と綴っている。

 さらに、「日本の野球の特徴は、選手に敬意を払うことであり、スポーツの中だけでなく、文化としても知られている」と日本人のパーソナリティを説明。そのうえで、「しかし、問題は避けられなかった。楽天の何人かの選手が不幸な出来事を報告した」と記している。

 また、「匿名の選手は、トモヒロ・アンラクの言葉遣いが若手選手に対して暴言的、抑圧的だったと語った」といった、日本で報じられている当事者の声や、被害の具体的な内容の他、楽天の森井誠之球団社長の「大前提としてハラスメントというのはどんなことがあっても許してはいけない」などと語ったコメント、さらに11月25日に予定されていた安楽の契約更改が延期となったことも伝えている。

 今季もさまざまなドラマが生まれたプロ野球において、同じ目標に向かうはずのチーム内で浮かび上がった、極めて残念なパワハラ疑惑。日本球界を揺るがしたニュースは、海外でもショッキングな出来事として報じられることとなってしまった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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