サッリ監督、“帰宅騒動”C・ロナウドとの不仲説を改めて否定「問題ない」

2019年11月26日(火)9時40分 サッカーキング

C・ロナウド(右)との関係は良好であると主張したサッリ 監督(左) [写真]=Getty Images

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 ユヴェントスを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節アトレティコ・マドリード戦の前日会見に出席した。同選手のコメントをスペイン紙『マルカ』が25日に伝えている。

 まず、サッリ監督はチームのエースであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに言及。同選手は10日に行われたセリエA第12節のミラン戦で交代を命じられた後、試合終了を待つことなくスタジアムを後にしたことが話題となっていた。しかし、サッリ監督はそのことを問題視してはいないと改めて主張している。

「昨日もクリスティアーノはチームメイトとともにトレーニングをこなした。彼はまだ上達し続けている。とてもポジティブなことだよ。今後のトレーニングで負傷などの問題が発生しないことを願っている」

「私の選手との関係は素晴らしいものだ。もし交代されたことに選手が怒ったとしても、それは決して悪いことではない。まだまだ上達できるというモチベーションを選手が持っているという証明だからね。25年間指導を続けてきて、交代に対して怒る選手を山ほど見てきた。だから、今回の一件も私にとっては問題ないんだ」

 続けて、サッリ監督は対戦相手のアトレティコ・マドリードについてもコメント。敵将のディエゴ・シメオネ監督を称賛し、現在のチーム状況を以下のように分析した。

「アトレティコは置かれている状況が非常に難しいチームだ。毎年レアル・マドリードやバルセロナと戦わなければならないのだからね。毎年競争力のある環境にいるにもかかわらず、シメオネは多くのタイトルを手にしてきた。彼のこれまでの功績は称賛に値するものだ」

「アトレティコを守備だけが強みのチームだと考えるのは危険だ。チームとしての特徴が変わってきている。テクニック面で以前よりも優れていると感じる。過去のスタイルに敬意を払いつつも、新たなスタイルを築き上げようとしているのだろう」

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