【巨人】世紀のFA移籍に現実味? 大山悠輔合流で浮上する「大シャッフル問題」とは

2024年11月27日(水)11時35分 ココカラネクスト

大山の去就に高い関心が寄せられている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 今オフFA最大の注目といえば、阪神・大山悠輔の去就にある。

 右打者として7年連続2桁本塁打を記録、昨年38年ぶりの日本一に輝いたチームでは全試合4番としてフル出場を果たすなど、強打の一塁手をめぐっては巨人が猛アタックの最中。6年総額24億円超の好待遇を用意し、今後は阿部慎之助監督も直接出馬の意思を示すなど、着々と"外堀"は埋められつつある。

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 FA戦士として宿敵のライバルである阪神から巨人に移籍を果たすとなれば、史上初の出来事。大山にとっても今後の野球人生を考えた上で大事な決断となるのは間違いない。

 一方、大山が移籍となれば、巨人ではポジションシャッフル問題も浮上しそうだ。

 今季主にファーストを守った主砲の岡本和真が外野に回るのか。はたまた慣れ親しんだ、サードに戻るのか。

 サードには今季コンバート1年目ながら安定した守備力を発揮、GG賞にも輝いたチームリーダーの坂本勇人が控える。

 ただ坂本においては近年コンディション不良で一定の休養をはさむ必要もあるため、首脳陣がどのように考えるか。

 また大山はサード守備にも定評があることで、大山がホットコーナーを託される可能性もある。

 その場合は「一塁・岡本」「三塁・大山」「遊撃・坂本」など、ファン垂涎、強打の右打者充実のラインアップの可能性も出てきそうだ。

 渦中の大山は球団納会も欠席、大きな決断に熟考の姿勢を見せている。たとえ凡打でも一塁へ全力疾走を欠かさないなど野球に真摯に向き合う姿勢は知られている。

 獲得に乗り出した巨人にとっても今季は4季ぶりのリーグ優勝を果たしたものの、投高打低の傾向はシーズン通して変わらず。オフの課題は得点力をあげること、打者強化があがる。選球眼も良く、しっかり打率を残せ、長打力もある大山の存在は魅力的となる。

 果たして山は動くのか。決断のときは近づいている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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