アトレティコ、スパルタ・プラハから“6発”大勝! アルバレスが直接FK弾など2ゴールの活躍

2024年11月27日(水)4時42分 サッカーキング

勝利を収めたアトレティコ・マドリード [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節が26日に行われ、スパルタ・プラハ(チェコ)とアトレティコ・マドリード(スペイン)が対戦した。

 ここまで4試合を消化したリーグフェーズで2勝2敗を記録し、勝ち点「6」の23位につけているアトレティコ・マドリード。ライプツィヒとの初戦を勝利した同クラブだったが、以降はベンフィカとリールに連敗。それでも前節は“強豪”パリ・サンジェルマン(PSG)相手に2−1の白星を飾った。CL連勝をかけて戦うのは、ここまで1勝1分2敗のスパルタ・プラハ。公式戦5連勝中と好調のアトレティコ・マドリードが敵地へと乗り込む。

 試合の立ち上がりはスパルタ・プラハが押し込んだものの、次第にアトレティコ・マドリードが主導権を掌握。15分にはドリブル突破を試みたフリアン・アルバレスが相手に倒され、ボックス正面でアウェイチームがフリーキックを獲得する。そのままアルバレスが自らキッカーを務めると、右足から放たれたボールは美しい曲線を描いてゴールイン。アトレティコ・マドリードがスコアを動かした。

 勢いに乗るアトレティコ・マドリードは、37分にも決定機を作り出す。右サイドで得たスローインの流れからスパルタ・プラハが逆サイドに展開すると、アルバレスがハーフライン付近でインターセプトに成功。ドリブルを開始してDFを引きつけ、ペナルティエリア手前でフリーとなっていたアレクサンダー・セルロートにラストパスを出す。しかし、冷静に相手をかわしてシュートを狙ったが、GKピーター・ヴィンダール・イェンセンのビッグセーブによって防がれた。

 そんななか、43分にアトレティコ・マドリーが右サイドでコーナーキックを奪取。短いリスタートからのクロスはクリアされたものの、左に流れたボールをマルコス・ジョレンテがヘディングでコナー・ギャラガーへと繋ぐ。リターンを受けてゴール前にインスイングのクロスを供給。飛び込んできたセルロートの頭には合わなかったが、ボールはゴールに吸い込まれ追加点をマークした。

 さらに59分、アトレティコ・マドリードが自陣深くから縦パスを繋いでボールを前進。前がかりにプレスをかけてきたスパルタ・プラハを裏返し、“擬似カウンター”の局面を生み出す。フリーでボールを引き出したアルバレスがハーフラインからドリブル。ボックス手前でジュリアーノ・シメオネとのワンツーを選択し、GKのニアを打ち抜くシュートを決めて3点目を挙げた。

 70分には途中投入のアントワーヌ・グリーズマンが結果を残す。アトレティコ・マドリードが最終ラインからビルドアップし、中盤へと降りてきたグリーズマンがロドリゴ・デ・パウルとのワンツーで中央を突破。ドリブルで運びながら右サイドのM・ジョレンテにボールを展開する。ボックス内で折り返しを受け、ワントラップから右足を一閃。マーカーの股下を通すシュートをゴールに流し込み、リードを4点に広げた。

 その後も、アトレティコ・マドリードは85分と89分にアンヘル・コレアが得点を記録。結局、試合は6−0で終了し、アトレティコ・マドリードがCL連勝を飾った。次節は来月11日に行われ、スパルタ・プラハはアウェイでフェイエノールト(オランダ)と対戦。アトレティコ・マドリードはホームでスロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)と対戦する。

【スコア】
スパルタ・プラハ 0−6 アトレティコ・マドリード

【得点者】
0−1 15分 フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)
0−2 43分 マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード)
0−3 59分 フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)
0−4 70分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
0−5 85分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)
0−6 89分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

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