【J1リーグ2023】王者が決定した第33節のベストイレブン

2023年11月28日(火)14時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

2023明治安田生命J1リーグ第33節の9試合が11月24日〜25日に開催された。注目の優勝争いは、横浜F・マリノス(2位)がアルビレックス新潟(10位)に痛恨のスコアレスドロー。首位ヴィッセル神戸が名古屋グランパスを2-1で下し、1試合を残して悲願の初優勝を成し遂げた。


ここでは、2023シーズンの王者が決定した第33節で活躍したJ1所属選手たちを、ベストイレブン形式で紹介していく。




サンフレッチェ広島 GK大迫敬介 写真:Getty Images

GK:大迫敬介(サンフレッチェ広島)


代表帰りのサンフレッチェ広島GK大迫敬介は、第33節のガンバ大阪戦でも自信に満ち溢れたプレーを見せた。序盤からチームがペースをつかむ中、エリア内へ侵入を許しても絶妙なタイミングの飛び出しで決定機を阻止。GK林卓人が今季限りで引退することもあってか、GKとしては珍しい途中交代となったが無失点で完勝(3-0)を果たす原動力となったことは間違いない。




湘南ベルマーレ DF大岩一貴 写真:Getty Images

DF:大岩一貴(湘南ベルマーレ)


残留を争う横浜FCとの直接対決に臨んだ、第33節の湘南ベルマーレ。結果的に1点を争う緊迫したゲームとなった(1-0)。そんな試合で唯一のゴールを挙げたのがDF大岩一貴だ。後半早々のチャンス、こぼれ球に反応してゴールに押し込み先制点をマーク。嬉しい今季自身初ゴールは、チームが残留を決定づけるゴールとなった。




北海道コンサドーレ札幌 DF中村桐耶 写真:Getty Images

DF:中村桐耶(北海道コンサドーレ札幌)


北海道コンサドーレ札幌は、第33節でFC東京と対戦。前半終了間際に先制されるという難しいゲームとなったが、途中出場のDF中村桐耶は見事試合の流れを変える働きを果たしていた(3-1)。後半の頭から投入されると、敵陣を切り裂くようなパスであっという間に2アシストをマークして逆転に成功。守備でもパスカットで流れを切るなど貢献し、次節のホーム最終戦に勢いをつけた。




京都サンガ DF福田心之助 写真:Getty Images

DF:福田心之助(京都サンガ)


直近4試合勝利のない京都サンガは、第33節でセレッソ大阪と対戦。1-0で勝利を収め、最終節を待たずしてJ1残留を確定させている。そんな来季につながるゲームで、DF福田心之助は攻守に渡って躍動していた。持ち味の積極的な攻撃参加から、敵陣深い位置でボールを受け先制点をアシスト。守備ではMFカピシャーバを相手に粘り強い対応を見せて無失点勝利に貢献した。




湘南ベルマーレ DF杉岡大輝 写真:Getty Images

DF:杉岡大輝(湘南ベルマーレ)


勝てばJ1残留が決まる、最下位横浜FCとの直接対決となった第33節の湘南ベルマーレ。1-0と接戦を制したゲームにおいて、DF杉岡大輝の主に守備面での貢献度は大きなものだったと言えよう。鋭い出足で素早く攻撃の芽を摘み、自陣に放り込まれるボールに対しても空中戦の強さを見せつけ対応。ウノゼロ勝利の立役者となった。


ヴィッセル神戸 MF井出遥也 写真:Getty Images

MF:井出遥也(ヴィッセル神戸)


ホームに名古屋グランパスを迎えた第33節のヴィッセル神戸(2-1)。先に行われた横浜F・マリノスの結果(0-0)を受け、勝てば優勝の決まる重要な1戦でMF井出遥也は大仕事をやってのけた。ロングスローの流れからFW大迫勇也の優しい浮き球パスに反応。DFラインの背後を取りポスト内側を叩く美しい軌道のボレーでゴールをマーク。初優勝を決めた試合でチームに勢いをつける先制点をもたらした。




アビスパ福岡 MF紺野和也 写真:Getty Images

MF:紺野和也(アビスパ福岡)


第33節のアビスパ福岡は、浦和レッズと対戦。ルヴァンカップ決勝の雪辱に燃える浦和を相手に、先制を許すも最終的には逆転勝利で2連勝を果たした(3-2)。打ち合いとなったこのゲーム、MF紺野和也は2ゴールを挙げる活躍を見せた。背後に抜け出し、冷静なループシュートで一時同点とするゴールで1点目。後半にはハイプレスから得たチャンスを逃さず、チームに大きな3点目をもたらした。




サンフレッチェ広島 MF満田誠 写真:Getty Images

MF:満田誠(サンフレッチェ広島)


来季から本拠地を移すことが決まっているサンフレッチェ広島は、第33節エディオンスタジアム広島での最終戦を迎えた。クラブの歴史においても重要な一戦において、2シャドーの1角で起用されたMF満田誠は圧巻のパフォーマンスを見せた。開始早々、サイドの崩しにゴール前で反応してコースを突くヘディングで先制点をマーク。その後も質の高いキックでチャンスを演出し続け、勝利に大きく貢献した(対ガンバ大阪3-0)。




川崎フロンターレ FWマルシーニョ 写真:Getty Images

FW:マルシーニョ(川崎フロンターレ)


鹿島アントラーズとの今季ホーム最終戦に臨んだ川崎フロンターレ。今季最初の対戦では終盤の連続得点で辛くも勝利した相手だったが、今第33節は3-0と危なげない勝利で終えている。そんな快勝の立役者の一人がFWマルシーニョだ。いつもと変わらない前ヘの推進力で攻撃を支え、2つのアシストをマーク。改めて存在感を示すゲームとなった。




ヴィッセル神戸 FW大迫勇也 写真:Getty Images

FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸)


悲願の初優勝を果たした第33節のヴィッセル神戸。その勝利の立役者は、当然と言うべきかFW大迫勇也だったと言えよう。自身のゴールこそなかったものの、優しいDF背後へのパスで先制点を、そして丁寧なクロスで2点目をそれぞれ演出し2アシストをマーク。序盤に立て続けの2ゴールを生む働きで、チームに歴史的な勝利をもたらした(対名古屋グランパス2-1)。




川崎フロンターレ FWレアンドロ・ダミアン 写真:Getty Images

FW:レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)


今季は怪我で泣き、昨季と比較しても出場機会が激減してしまった川崎フロンターレのエースFWレアンドロ・ダミアン。しかし、ホーム最終戦となった今第33節では2ゴールを挙げる活躍を見せた。また、ダメ押しの3点目につながるPK獲得と、結果3ゴールすべてに絡む活躍でチームに勝利を呼び込んだ(対鹿島アントラーズ3-0)。

FOOTBALL TRIBE

「ベストイレブン」をもっと詳しく

「ベストイレブン」のニュース

「ベストイレブン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ