鈴木、渋野の賞金女王争いに「待った」 申ジエに残る逆転の可能性

11月28日(木)17時0分 SPAIA

エリエールレディスオープンに出場した申ジエⒸゲッティイメージズ

Ⓒゲッティイメージズ

賞金女王の可能性は3人に絞られる

11月21日から24日に愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山で開催されていたエリエールレディスオープンでは渋野日向子が逆転で優勝。今季最終戦となるLPGAツアーチャンピオンシップに向け、逆転賞金女王の可能性を残した。

賞金女王の可能性があるのは鈴木、渋野、申ジエの3人。渋野や申ジエに約1500万円の差をつけて首位に立っているだけでなく、ここ4試合で、優勝、優勝、優勝、2位と好調な鈴木と優勝で勢いがある渋野の一騎打ちの様相を呈している。しかし、これまで毎年のように賞金女王争いに加わりながら敗れている申ジエのタイトルに懸ける思いも相当なものだろう。元世界ランキング1位の申ジエが、逆転で賞金女王になる可能性について着目したい。

申ジエは、ツアーチャンピオンシップ優勝の場合、鈴木が3位以下で賞金女王になる。2位の場合、鈴木が10位以下、渋野が3位以下で賞金女王になる。

ツアーチャンピオンシップに相性が良い申ジエ

申ジエは昨年大会を含めてツアーチャンピオンシップと相性が良い。2015年大会から2018年大会まで、優勝、3位、3位、優勝と、毎回優勝争いをしている。参戦した全9回を見てもベスト10以内が7回と、その年を代表する選手が争う大会で毎回上位に入っているのだ。

6月のアース・モンダミンカップ以降優勝は無いが、安定感は維持しており、ディフェンディングチャンピオンとして迎える相性が良い大会で優勝争いに加わることが予想される。

ライバルの鈴木は昨年まで3年連続トップ10に入っているが、相性の良さで考えると申ジエに分がある。今回が初出場でどこまで伸ばしてくるか分からない渋野は、優勝の勢いもあり要警戒だ。

九州出身日本人選手8勝 外国人選手8勝

宮崎カントリークラブでのツアーチャンピオンシップで16回中11回、約70%の確率で優勝した選手が賞金ランキング3位以内に入っている。すでに今季賞金ランキング1位から3位に鈴木、申ジエ、渋野の3選手が入ることは決まっており、過去の割合だけ見ると3選手の内の誰かの優勝が期待される。

さらに、ツアーチャンピオンシップが宮崎県の宮崎カントリークラブで開催されるようになって今回が17回目。過去16回では日本人選手8勝、外国人選手8勝。優勝した日本人選手全員が地の利を活かした九州出身選手だ。鈴木は徳島県出身で渋野は岡山県出身。ジンクスは申ジエの優勝を示している。

冒頭でも述べたように有利なのは鈴木だ。前週の大会で優勝して勢いに乗る渋野にも大いにチャンスがある。ただし、申ジエの今季の平均ストロークは2年ぶりの1位だけでなく史上初の60台がほぼ確定的。大会との相性も良く流れも申ジエに向いている。賞金女王と来年の東京五輪出場を目指す鈴木、渋野の二人を止めることが出来るか。

SPAIA

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