SBK:へレステストは王者レイがトップで終える。バウティスタがドゥカティ・パニガーレV4 Rで初走行
2018年11月29日(木)0時39分 AUTOSPORT web
![](https://news.biglobe.ne.jp/sports/1129/4494316163/ats_4494316163_1_thum800.jpg)
11月26日〜27日にスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行なわれたスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するチームのテストは2日間の日程を終了。ディフェンディングチャンピオンのジョナサン・レイが総合トップとなった。
SBKのへレステストには、カワサキ・レーシング・チーム・ワールドSBKのレイとレオン・ハスラム、Aruba.itレーシング−ドゥカティのチャズ・デイビスとアルバロ・バウティスタ、パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチームのアレックス・ロウズとマイケル・ファン・デル・マーク、GRTヤマハ・チームのマルコ・メランドリ、サンドロ・コルテセ、計4チーム、8人のライダーが参加した。
総合トップとなったレイはテスト初日、サスペンション、タイヤ、シャシーのテストやセッティングの調整を実施し、57周を周回。1分39秒657で初日のトップタイムを記録した。2日目はエンジンとシャシーの調整に取り組みながら周回を重ね、1分38秒713を記録して2日目もトップに。レイは総合でも首位でテストを終えた。
総合2番手につけたのはロウズ。ロウズはチームメイトのファン・デル・マークとともにアップデートパーツやシャシー、スイングアーム、電子制御をテスト。初日は1分40秒296で4番手、2日目はトップのレイから0.664秒差の1分39秒377で2番手、総合でも2番手となった。
2019年からレイのチームメイトとなるハスラムは、SBK仕様のカワサキZX-10RRとチームに慣れことに集中。初日は午後にクラッシュを喫したが、71周を周回して1分40秒390を記録し5番手。2日目は1台のみでテストを実施するも100周以上周回し、1分39秒766を記録して総合3番手となった。
へレステストではMotoGPからSBKに戦いの舞台を移したアルバロ・バウティスタがドゥカティのパニガーレV4 Rで初走行。初日は1分39秒979で2番手につけた。2日目、バウティスタは2度の転倒を喫するも、順調に周回を重ね1分39秒845を記録し4番手。総合でも4番手で最初のSBKテストを終えた。
以下、SBKへレステスト2日間の総合結果。
■SBKへレステスト総合結果(編集部集計)
Pos. | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | J.レイ | カワサキ・レーシング・チーム・ワールドSBK | 1’38.713 |
2 | A.ロウズ | パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチーム | 1’39.377 |
3 | L.ハスラム | カワサキ・レーシング・チーム・ワールドSBK | 1’39.766 |
4 | A.バウティスタ | Aruba.itレーシング−ドゥカティ | 1.39.845 |
5 | C.デイビス | Aruba.itレーシング−ドゥカティ | 1.39.852 |
6 | M.ファン・デル・マーク | パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチーム | 1’40.092 |
7 | M.メランドリ | GRTヤマハ・チーム | 1.40.235 |
8 | S.コルテセ | GRTヤマハ・チーム | 1.40.592 |