メッシがマラドーナ氏に捧げるゴラッソ…バルサがオサスナに4発快勝

2020年11月29日(日)23時53分 サッカーキング

メッシがマラドーナ氏に捧げるゴールを決めた [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第11節が29日に行われ、バルセロナとオサスナが対戦した。

 試合はボールを保持するバルセロナに対しカウンターやセットプレーでオサスナが虎視眈々と狙う展開に。最初に決定機を迎えたのはバルセロナだった。11分、リオネル・メッシのスルーパスに反応し背後をとったアントワーヌ・グリーズマンがマイナスに折り返すと合わせたのはフィリペ・コウチーニョ。しかしこのシュートはDFがぎりぎりのところで防ぎ得点にはならなかった。

 その後もボールを保持し攻め続けるバルセロナ。30分、メッシのサイドチェンジに飛び出したジョルディ・アルバが左サイドからクロスを上げるとマルティン・ブライトバイテがシュート。一度はGKに防がれるも自分で押しこみ前半のうちに先制に成功した。

 続く43分、バルセロナが細かいパス交換からゴールに迫り、左サイドからクロスをあげる。これはDFが頭でクリアしたが、セカンドボールに反応したグリーズマンが左足一閃。強烈なボレーシュートを突き刺しリードを広げた。

 UEFAネーションズリーグのスイス代表戦で負傷したセルヒオ・ブスケツを後半頭から投入したバルセロナがまたもネットを揺らす。57分、高い位置でボールを奪いパスをつなぐと、左サイドのグリーズマンが中央に折り返し、コウチーニョがワンタッチで沈めた。

 粘り強く対応するオサスナに決定機が訪れる。67分、ペナルティエリア内でパスが引っ掛かり、アンテ・ブディミルがラストパスを送ると待ち構えていたのはロベルト・トーレス。強烈なシュートを放つもポストに嫌われ反撃の狼煙とはならなかった。

 70分、メッシが細かいタッチで繋ぎフランシスコ・トリンコンが左サイドにパスをだすと大外で余っていたウスマン・デンベレがネットを揺らした。しかしこれはVARの介入により取り消しになった。さらに73分、メッシが自分で持ち込みエリア外から左足を振りぬきゴール。ゴール後メッシはユニフォームの下に着ていた「10番」のシャツをあらわにし、逝去したディエゴ・マラドーナ氏に捧げた。

 オサスナも鋭いカウンターからゴールに迫るもなかなか結実せず。空いたスペースを有効活用しバルセロナも攻め込むがこちらも決定機を作り出せない。後半アディショナルタイムにはバルセロナが危険な位置でフリーキックを獲得。枠をとらえるシュートを放つもGKに阻まれる。

 試合はこのまま終了しホームのバルセロナが勝ち点「3」を積み上げた。次節、バルセロナはアウェイでカディスと、オサスナはホームでベティスと対戦する。

 【スコア】
バルセロナ 4−0 オサスナ

【得点者】
1−0 30分 マルティン・ブライトバイテ(バルセロナ)
2−0 43分 アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)
3−0 57分 フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)
4−0 73分 リオネル・メッシ(バルセロナ)

サッカーキング

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