コナテ＆ブラッドリーにマンC戦欠場の可能性？…リヴァプール指揮官「良い兆候ではない」

　リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーとフランス代表DFイブライマ・コナテの状態について言及した。28日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。

　今夏に就任したスロット監督の下で好調を維持しているリヴァプール。5シーズンぶりの優勝を目指すプレミアリーグでは第12節終了時点で首位を快走しており、大会方式が大きく変更されたチャンピオンズリーグ（CL）でも、出場36チーム中唯一の開幕5連勝をマーク。現地時間26日には昨シーズンの覇者レアル・マドリードを2−0で下し、決勝トーナメントプレーオフ進出圏の24位以内を確定させた。

　そんなリヴァプールは現地時間12月1日に控えるプレミアリーグ第13節でマンチェスター・シティと対戦する。現在4連覇中の王者を本拠地『アンフィールド』に迎え、スロット体制の真価が改めて問われる一戦となるが、最終ラインを支えるブラッドリーとコナテに欠場の可能性が浮上しているようだ。

　両選手はレアル・マドリード戦に先発出場したが、ブラッドリーはハムストリングを痛めて87分に途中交代。コナテは試合終了までプレーしたものの、ひざに問題を抱え、メディカルスタッフの助けを借りてピッチを後にしたことが報じられている。スロット監督は注目が集まる両選手の状態について「まだ検査中なので負傷の程度はわからない」と前置きしつつ、マンチェスター・シティ戦を欠場する可能性があることを認めた。

「様子を見る必要があるが、決して良い兆候ではない。コナーを交代させなければならなかったし、イブライマは素晴らしい試合の後にピッチを一周してファンから拍手を受けるべきだったが、それができなかった。試合が終わったまだ少ししか経っていないし、彼らがどのような状態かはわからない。今週末、そしてその後に彼らがどうなっているか見極めなければならない」

　なお、ハムストリングの負傷により直近2試合を欠場したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドについては、マンチェスター・シティ戦での復帰が見込まれている。スロット監督も同選手の出場の可能性を認めているようだ。