グリーズマンの他には? バルセロナとアトレティコの両クラブでプレーした選手たち
2019年12月1日(日)9時30分 サッカーキング
12月1日に行われるリーガ・エスパニョーラ第15節では、アトレティコ・マドリードとバルセロナが激突する。
大一番でひときわ注目を浴びるのは、アントワーヌ・グリーズマンだろう。今夏、アトレティコ・マドリードからバルセロナへ移籍したフランス代表FWにとって、初の古巣戦となる。しかも戦いの舞台となるのは、昨シーズンまで“ホーム”だった『ワンダ・メトロポリターノ』だ。
試合当日、古巣のファンはどんな反応を示すのか。そしてグリーズマンはピッチ上でどんなパフォーマンスを披露するのか。興味は尽きないが、今回はグリーズマンのように両チームのユニフォームに袖を通した選手を7名ピックアップしてみた。Jリーグでプレーするあの大物選手から、意外なレジェンドまで一気に紹介しよう。
■ダビド・ビジャ
生年月日:1981年12月3日(37歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW
バルセロナ在籍:2010年7月〜2013年7月
アトレティコ・マドリード在籍:2013年7月〜2014年6月
両クラブでプレーした選手として、まず名前が挙がるのがヴィッセル神戸に所属するビジャだろう。2010年夏にバレンシアからバルセロナに加入すると、盟友アンドレス・イニエスタらとともに数々のタイトルを獲得した。中でも2011−12シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で決めたゴールは本人もお気に入りの一発だ。そして2013年に、アトレティコへ移籍。その夏にモナコへ移籍したラダメル・ファルカオの後釜として加わると、18年ぶりのリーグ制覇に貢献した。優勝を決めたバルセロナとの最終節では、敵としてカンプ・ノウに凱旋。無得点に終わったが、古巣のファンからも大きな拍手を受けた。
■アルダ・トゥラン
生年月日:1987年1月30日(32歳)
国籍:トルコ
ポジション:MF
アトレティコ・マドリード在籍:2011年8月〜2015年7月
バルセロナ在籍:2015年7月〜
*現在はイスタンブール・バシャクシェヒルにローン中
2011年夏にガタラサライからアトレティコに加入すると、2012−13シーズンからは“背番号10”として活躍。しかし、バルセロナ戦では、出場13試合で5分け8敗と一度も勝てなかった。2015年にバルセロナへ移籍。しかし、FIFAによる選手登録禁止処分の影響で半年遅れのデビューを飾ると、新たなスタイルに馴染むことができず、昨年1月からは母国に戻ってプレーしている。
■チアゴ・モッタ
生年月日:1982年8月28日(37歳)
国籍:イタリア/ブラジル
ポジション:MF
バルセロナ在籍:1999年7月〜2007年8月
アトレティコ・マドリード在籍:2007年8月〜2008年6月
現在、ジェノアを率いるモッタ監督は17歳でバルセロナと契約し、2001年にトップチームデビュー。2005−06シーズンには、リーガとチャンピンズリーグの2冠を経験した。しかし、当時から度重なるケガに悩まされ、2007年夏に移籍したアトレティコでも公式戦10試合の出場に留まり、1年での退団を余儀なくされた。
■ルイス・ガルシア
生年月日:1978年6月24日(41歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF/FW
バルセロナ在籍:〜2002年6月、2003年7月〜2004年6月
アトレティコ・マドリード在籍:2002年7月〜2003年6月、2007年7月〜2009年8月
現役時代に、技巧派のレフティーとしてリヴァプールでも活躍したルイス・ガルシア氏。下部組織時代から在籍したバルセロナでは約40試合、アトレティコでは100試合以上に出場した。現在はラ・リーガのアンバサダーを務めており、一昨年、そして昨年と、2年連続で来日。日本のリーガファンにはお馴染みの存在だ。
■シモン・サブローザ
生年月日:1979年10月31日(40歳)
国籍:ポルトガル
ポジション:MF/FW
バルセロナ在籍:1999年7月〜2001年7月
アトレティコ・マドリード在籍:2007年7月〜2010年12月
1999年から2年間在籍したバルセロナでは、同胞の先輩ルイス・フィーゴの後継者として注目を集めたものの、真価を発揮することはできず、母国へのUターンを強いられた。しかし2度目のスペイン挑戦となったアトレティコでは、一時キャプテンを務めるなど成長した姿を披露。2010年2月のバルセロナ戦では、リーグ開幕21試合無敗を続けていた古巣相手に決勝ゴールを決めて金星の立役者となった。
■デメトリオ・アルベルティーニ
生年月日:1971年8月23日(48歳)
国籍:イタリア
ポジション:MF
アトレティコ・マドリード在籍:2002年7月〜2003年6月
バルセロナ在籍:2005年1月〜6月
イタリア稀代の司令塔は、2002年夏にミランからの1年レンタルでアトレティコに加入。すると9月1日のバルセロナ戦でリーガデビューを果たした。その2年半後には、バルセロナと短期契約を締結。ホームデビュー戦の相手は、奇しくも古巣アトレティコだった。スペインでは1年半しかプレーしなかったが、アトレティコではフェルナンド・トーレスと、バルセロナではイニエスタとともにプレーしている。
■フリオ・サリナス
生年月日:1962年9月11日(57歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW
アトレティコ・マドリード在籍:1986年〜1988年
バルセロナ在籍:1988年〜1994年
1997年から1998年まで横浜マリノス(現F・マリノス)でもプレーしたサリナス氏も、アトレティコとバルセロナの両クラブに在籍した一人。6年間在籍したバルセロナでは、故ヨハン・クライフ氏が率いる“ドリームチーム”の一員として数々のタイトル獲得に貢献した。浦和レッズOBで、現在マンチェスター・Cのフットボール・ディレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏は、バルセロナ時代の元同僚であり、Jリーグでは敵同士として対戦している。
大一番でひときわ注目を浴びるのは、アントワーヌ・グリーズマンだろう。今夏、アトレティコ・マドリードからバルセロナへ移籍したフランス代表FWにとって、初の古巣戦となる。しかも戦いの舞台となるのは、昨シーズンまで“ホーム”だった『ワンダ・メトロポリターノ』だ。
試合当日、古巣のファンはどんな反応を示すのか。そしてグリーズマンはピッチ上でどんなパフォーマンスを披露するのか。興味は尽きないが、今回はグリーズマンのように両チームのユニフォームに袖を通した選手を7名ピックアップしてみた。Jリーグでプレーするあの大物選手から、意外なレジェンドまで一気に紹介しよう。
■ダビド・ビジャ
生年月日:1981年12月3日(37歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW
バルセロナ在籍:2010年7月〜2013年7月
アトレティコ・マドリード在籍:2013年7月〜2014年6月
両クラブでプレーした選手として、まず名前が挙がるのがヴィッセル神戸に所属するビジャだろう。2010年夏にバレンシアからバルセロナに加入すると、盟友アンドレス・イニエスタらとともに数々のタイトルを獲得した。中でも2011−12シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で決めたゴールは本人もお気に入りの一発だ。そして2013年に、アトレティコへ移籍。その夏にモナコへ移籍したラダメル・ファルカオの後釜として加わると、18年ぶりのリーグ制覇に貢献した。優勝を決めたバルセロナとの最終節では、敵としてカンプ・ノウに凱旋。無得点に終わったが、古巣のファンからも大きな拍手を受けた。
■アルダ・トゥラン
生年月日:1987年1月30日(32歳)
国籍:トルコ
ポジション:MF
アトレティコ・マドリード在籍:2011年8月〜2015年7月
バルセロナ在籍:2015年7月〜
*現在はイスタンブール・バシャクシェヒルにローン中
2011年夏にガタラサライからアトレティコに加入すると、2012−13シーズンからは“背番号10”として活躍。しかし、バルセロナ戦では、出場13試合で5分け8敗と一度も勝てなかった。2015年にバルセロナへ移籍。しかし、FIFAによる選手登録禁止処分の影響で半年遅れのデビューを飾ると、新たなスタイルに馴染むことができず、昨年1月からは母国に戻ってプレーしている。
■チアゴ・モッタ
生年月日:1982年8月28日(37歳)
国籍:イタリア/ブラジル
ポジション:MF
バルセロナ在籍:1999年7月〜2007年8月
アトレティコ・マドリード在籍:2007年8月〜2008年6月
現在、ジェノアを率いるモッタ監督は17歳でバルセロナと契約し、2001年にトップチームデビュー。2005−06シーズンには、リーガとチャンピンズリーグの2冠を経験した。しかし、当時から度重なるケガに悩まされ、2007年夏に移籍したアトレティコでも公式戦10試合の出場に留まり、1年での退団を余儀なくされた。
■ルイス・ガルシア
生年月日:1978年6月24日(41歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF/FW
バルセロナ在籍:〜2002年6月、2003年7月〜2004年6月
アトレティコ・マドリード在籍:2002年7月〜2003年6月、2007年7月〜2009年8月
現役時代に、技巧派のレフティーとしてリヴァプールでも活躍したルイス・ガルシア氏。下部組織時代から在籍したバルセロナでは約40試合、アトレティコでは100試合以上に出場した。現在はラ・リーガのアンバサダーを務めており、一昨年、そして昨年と、2年連続で来日。日本のリーガファンにはお馴染みの存在だ。
■シモン・サブローザ
生年月日:1979年10月31日(40歳)
国籍:ポルトガル
ポジション:MF/FW
バルセロナ在籍:1999年7月〜2001年7月
アトレティコ・マドリード在籍:2007年7月〜2010年12月
1999年から2年間在籍したバルセロナでは、同胞の先輩ルイス・フィーゴの後継者として注目を集めたものの、真価を発揮することはできず、母国へのUターンを強いられた。しかし2度目のスペイン挑戦となったアトレティコでは、一時キャプテンを務めるなど成長した姿を披露。2010年2月のバルセロナ戦では、リーグ開幕21試合無敗を続けていた古巣相手に決勝ゴールを決めて金星の立役者となった。
■デメトリオ・アルベルティーニ
生年月日:1971年8月23日(48歳)
国籍:イタリア
ポジション:MF
アトレティコ・マドリード在籍:2002年7月〜2003年6月
バルセロナ在籍:2005年1月〜6月
イタリア稀代の司令塔は、2002年夏にミランからの1年レンタルでアトレティコに加入。すると9月1日のバルセロナ戦でリーガデビューを果たした。その2年半後には、バルセロナと短期契約を締結。ホームデビュー戦の相手は、奇しくも古巣アトレティコだった。スペインでは1年半しかプレーしなかったが、アトレティコではフェルナンド・トーレスと、バルセロナではイニエスタとともにプレーしている。
■フリオ・サリナス
生年月日:1962年9月11日(57歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW
アトレティコ・マドリード在籍:1986年〜1988年
バルセロナ在籍:1988年〜1994年
1997年から1998年まで横浜マリノス(現F・マリノス)でもプレーしたサリナス氏も、アトレティコとバルセロナの両クラブに在籍した一人。6年間在籍したバルセロナでは、故ヨハン・クライフ氏が率いる“ドリームチーム”の一員として数々のタイトル獲得に貢献した。浦和レッズOBで、現在マンチェスター・Cのフットボール・ディレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏は、バルセロナ時代の元同僚であり、Jリーグでは敵同士として対戦している。