33歳GK、父の古巣で涙のプレミアデビュー!…試合後に熱いハグ「2人して泣いた」

12月1日(日)6時57分 サッカーキング

ウェストハムGKマーティンがプレミアリーグデビューを飾った [写真]=Offside via Getty Images

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 ウェストハムに所属する33歳のイングランド人GKデイヴィッド・マーティンが涙のプレミアリーグデビューを飾った。

 ウェストハムは11月30日に敵地で行われたプレミアリーグ第14節でチェルシーと対戦し、イングランド人DFアーロン・クレスウェルの決勝点で1−0の勝利。リーグ戦8試合ぶりの白星で、さらにチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジでは約17年ぶりとなる歴史的な勝利を収めた。

 この“ロンドン・ダービー”で、マーティンが悲願のプレミアリーグ初出場を果たした。今夏にウェストハムに第3GKとして加入し、正GKのポーランド代表GKウカシュ・ファビアンスキの負傷離脱により、10月5日の第8節クリスタル・パレス戦からベンチ入り。ゴールマウスは第2GKのスペイン人GKロベルト・ヒメネスが守ってきたが、これまで6試合で14失点を喫していたため、チェルシー戦でマーティンにチャンスが巡ってきた。

 マーティンは、この試合でチェルシーから計19本のシュート、枠内は6本のシュートを浴びたが、8試合ぶりのクリーンシート達成と勝利に貢献。試合後には感極まってピッチに顔を伏せて涙を流し、チームメイトには起こされながら祝福されていた。

 イギリスメディア『BBC』によると、同選手は試合後、「まだリアルに感じないよ。ただデビューできたことが嬉しい。誰もがっかりさせなかったし、最後は楽しめたよ」と喜びを語った。さらに、「2日前からあまり食事が喉を通らなかった。クレッサ(クレスウェル)は、僕が食事できなくて笑っていたよ」と試合前の緊張を明かし、「これが(ポジション確保の)いいチャンスになってくれたらいい。でも地に足をつけてハードワークしなければいけない」と意気込んだ。

 また、クラブ公式Twitterによると、試合後にはスタンドで観戦していた父親と熱いハグを交わした。それもそのはず、父のアルヴィン・マーティンはウェストハムで21年間にわたってDFとして活躍したクラブレジェンド。父の古巣であり、自身も幼い頃からファンだったウェストハムで、最高のプレミアリーグデビューを飾ったからだ。

「父はあまり喋らなかった。2人して泣いていたよ。父がこのクラブで21年間プレーするのを見ていて、(同じクラブで)僕がデビューして、クリーンシートを達成して、みんなのために勝利できたことは、本当に気持ちがいいよ」

 1986年1月生まれで33歳のマーティンは、ウェストハムやトッテナムの下部組織で育ち、2004年に当時2部のミルトン・キーンズ・ドンズでトップデビューを飾った。2006年1月にはリヴァプールに移籍したが、レスターやリーズなどでのレンタル移籍が続き、その間プレミアリーグでの出場もなし。2010年に当時リーグ1(3部)のミルトン・キーンズ・ドンズに復帰して、リーグ1で265試合、チャンピオンシップ(2部)で35試合に出場した。2017年に退団後、2部に昇格したミルウォールを経て、2019年夏に2年契約でウェストハムに加入。トップデビューから約15年の時を経て、母国の最高峰の舞台で父に勇姿を届けた。

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