ルーニー所属のダービー、新監督としてテリー氏招へいか…コク―監督を更迭し指揮官不在
2020年12月1日(火)23時41分 サッカーキング
ダービー・カウンティは11月14日、成績不振を受けフランク・ランパード監督(現チェルシー監督)の後任として指揮を執っていたフィリップ・コクー監督の解任に踏み切ったことを発表。後任は発表されておらず、ダービー・カウンティでプレーしながらコーチも務めるFWウェイン・ルーニーが監督として就任するのではないかと報じられていたが、同メディアが伝えるところによると、テリー氏が最有力候補となっているようだ。
テリー氏はチェルシーでチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを制覇し屋台骨として5度のプレミアリーグ優勝などを経験。現役引退後は当時チャンピオンシップにいたアストン・ヴィラにコーチとして入閣し指導者キャリアを始めていた。初年度からリーグ5位に導き昇格プレーオフでチェルシー時代のチームメイトであるランパード監督率いるダービー・カウンティを下しプレミアリーグ昇格を達成した。
今シーズンもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に泣かされる試合が合ったものの、王者リヴァプールを7−2で下すなど調子の良さを感じさせるチーム作りをしているテリー氏。ランパード監督のキャリアにも感銘を受けており前向きに考えているようだ。
アブダビ王族による買収話も進んでいると伝えられるダービー。14試合を終え1勝、最下位に位置し不振に喘ぐ同クラブはどのような道を進むのだろうか。