花田景子さんの手腕で貴乃花支持拡大 親方衆の約半分確保か

12月1日(金)7時0分 NEWSポストセブン

貴乃花親方の支持層は拡大?

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 ついに横綱・日馬富士(33才)の引退にまで発展した暴行事件。事が起きたのは、10月25日の夜だった。巡業先の鳥取にあるカラオケラウンジで日馬富士は、モンゴル出身の後輩力士・貴ノ岩(27才)を殴打し、けがを負わせたのだ。


 貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45才)は事件の4日後、鳥取県警に被害届を提出。そこから2週間後にスポーツ紙が事件を報じ、日馬富士は九州場所を休場した。


 九州場所千秋楽の2日後の朝、東京の自宅前で慌ただしく荷物を車に積み込む貴乃花親方の夫人・景子さん(53才)の姿があった。グレーのタートルニットに、黒い細身のパンツ、黒い低めのヒールのショートブーツ。肩までの栗色の髪がふわりと揺れる。


──おかみさん、騒動についておうかがいしたいのですが。

「すいませんね、ごめんなさいね。何も言えないんですよ…」


 本誌・女性セブンの直撃に、口元には柔らかい笑みを浮かべつつ、困ったように眉毛を下げ、自宅に入っていった。


「連日の報道は本筋とずれている気がします」「たくさんお話ししたいことはありますが、警察にも言われており、コメントは控えております」。暴行問題で角界が揺れる11月23日、景子さんは愛媛県西予市で行った講演でキッパリとこう話した。


「被害者である貴ノ岩や、貴乃花親方をバッシングする報道に一言モノを申したかったのでしょう。見ての通り親方はまっすぐ頑固一徹。だから景子夫人が親方に上からモノを言うことはありません。でも、親方の手綱を握れるのは、8才年上の才媛の景子夫人ただ1人。親方を裏で支え、相撲改革の旗手、理事長候補へと導いているともっぱらの評判です。マスコミの報道では親方は味方もおらず孤軍奮闘で、景子夫人も肩身の狭い思いをしていそうですが、実際は違う。イザとなったら景子夫人につくというおかみさんたちは意外にも多いんです」(後援会関係者)


◆“おかみの会”の中心に存在


 景子さんのおかみさんとしての手腕は実際、「さすが!」といったところ。3人の子育てをしながらも、若手力士の精神的ケア、親方のスケジュール管理やタニマチとのつきあい、お礼状を欠かさないなどの、おかみさんの仕事は完璧。その上で、「笑顔の子育て術」「相撲と日本人の心」「心を掴むコミュニケーション術」などさまざまなテーマで日本各地で講演。1か月で10本以上こなすことも。貴乃花親方が打ち出す「和装デイ」やサイン会といった思い切ったファンサービスは、景子さんのきめ細かい女性目線のアイディアだといわれる。



「景子さんが中心になって、一門を超えたおかみさんの集まりを催しています。いわゆる“おかみの会”ですね。そこでは部屋運営について話したり、新米おかみさんの悩みを聞いたり。その中で、貴乃花親方の角界改革の考えをわかりやすく説明することもあるそうです。それを各おかみさんが部屋に持ち帰り、親方に伝えていく。実は“おかみの会”によって、角界に貴乃花親方を支持する輪が拡がっているという側面もあるんです」(前出・貴乃花部屋に近い関係者)


 錣山親方(元関脇・寺尾)や立浪親方(元小結・旭豊)の妻たちも“おかみの会”に参加しているという。


「景子さんの手腕に加えて、貴乃花と同世代で、彼のガチンコ相撲に惚れている親方衆は少なくない。山響親方(元前頭・厳雄)や玉ノ井親方(元大関・栃東)などは“貴乃花グループ”の若手親方リーダーたち。また、長男の優一さんは、現理事長・八角親方(元・北勝海)部屋付きの陣幕親方(元前頭・富士乃真)の娘と結婚しました。貴乃花は一門を超えた親方衆を集結させていて、今や貴乃花を支持する親方は全親方衆の約半分の50人に迫るともいわれます。暴行事件をきっかけに“どっち派?”と確認する動きもあります」(若手親方)


 景子さんが盤石の布陣を敷く一方で、日馬富士の師匠である伊勢ヶ濱部屋のおかみさん・淳子さん(55才)も負けてはいない。


「淳子夫人は、元春日山親方の姪。白百合女子大出身の才女で、親方と出会った時は銀座の画廊で働いていました。伊勢ヶ濱部屋が横綱・日馬富士以下、関脇・照ノ富士、幕内・安美錦など関取6人を擁するまでになったのは、弟子の信頼厚い淳子夫人の“内助の功”も大きい。淳子夫人も3人の子供を育てながら、力士29人の大所帯を切り盛りしてきました。夫人は、弟子の誕生日にはプレゼントに“うちの部屋に来てくれてありがとう”というバースデーカードを添えて贈るそうです。日馬富士の横綱への昇進伝達式の口上に『自覚』という言葉を入れたのも淳子夫人でした」(伊勢ヶ濱部屋に近い関係者)


 角界に嫁入りする女性にとっての「二大名誉」は、まず横綱に嫁ぐこと。そして角界のトップである「理事長夫人」になることだ。八角理事長の妻はひと回り以上年下の桃好夫人。前のおかみさんと離婚後の再婚だ。


「今回の因縁もあり、青山学院の“ママ友”であるはずの景子さんと淳子さんの間に、すきま風が吹いています。“次期理事長夫人候補”のおかみさん同士のガチンコ対決も見ものです」(相撲担当記者)


 待ったなしだ。


※女性セブン2017年12月14日号

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